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思い その8「ヘイトスピーチ? 言論の自由? 法律の問題?」


導火線これは「変だ」と感じる事なので、「変」の編に書こうかと思ったのですけど「変」と言ってしまうとそれはそれで問題であるような気がしますので、こちらに書きます。もともと、「脱線」しそう、もしくは「取り留めも無くなりそう」な事を書くために設けた編ですので。

最近、ヘイトスピーチなる言葉をよく新聞やニュースで見たり聞いたりしますが、この言葉、いきなり出てきた言葉のような気がします。ヘイトスピーチを「差別扇動」と訳しているのを目にしましたが、もともとは単純に「憎悪表現」という意味のようです。それが、マスコミに登場するときは「差別を扇動する」ということになるのでしょう。最初はただの「悪口」「罵詈雑言」であると思っていましたが、「差別の扇動」ですか…。デモまで起こして…。

韓国や北朝鮮に対して発せられているようですが、何で急にそんな事が起こったのでしょうか? まあ、国同士の関係がもともと「感情的」に友好とは言い難い状態にあったのは確かですが、そんなの昔からで、今に始まった事ではないでしょう(私自身、彼の国に腹が立つ事はイッパイあるけど…)。世界を見ても、隣同士で仲の良い国は殆どないですよ。どうしてそれほど急に、頭に来始めたのでしょうか? そう見えます。

私の出身地には韓国や北朝鮮の在日の人が比較的多かったのですが、友達にもいました。彼らと自分たちが何か違うなどと思った事はありません。ただ、何度か、子供のころに大人から、その友達とは付き合うな、と言われた事はありますが、そこは子供の世界、(ガキのころから性格が悪いので、私…)腹の中で「ウルセー!」と気にもかけませんでしたが。まあ、何でそんな事を大人が言うのかという背景のようなものには薄々と気づいていましたけど。

ある本で読みましたが、欧米人は電車で足を踏まれると最初は「気を付けてください」と注意を促し、もう一度踏まれると「痛いんですよ」とちょっと不快感を示し、三度目に踏まれると「いい加減にしろよ!」と怒り出すけど、日本人は一・二回は踏まれても平気な感じで反応せず、三回目に踏まれるといきなり「コノヤロー!」になるとか…。日本人はよく分からないという例えでしょうが、欧米人からは、いきなりブチッと来るように見えるそうで。

有名な話ですが、チャーチルが首相の時、日本(旧大日本帝国)に対して厳しい要求を突き付け続けて、チャーチル自身が「もう無理だろうな」と思いつつも、議会が「相手が要求をのんでいるうちはもっと強く出ろ」とけしかけるので、不安を覚えつつも更に強硬な要求を出すと、日本人はいきなり真顔で無口となり、イギリスが誇る戦艦「プリンス・オブ・ウエールズ」とその僚艦「レパルス」をマレー沖で撃沈してしまいました。チャーチルは「そんなに強いのなら、もっと早く言えよ! そんな要求は呑めないって…」と憤ったそうです。ちなみに「プリンス・オブ・ウエールズ」は王室の名前を冠した戦艦で、山本五十六でさえ、「沈めるのは至難」と言っていたらしい戦艦です。日本(旧大日本帝国)はいきなりブチッときたのです。

なんだか、それと同じような気がします。「どうして急に、今になって…」。裁判所が活動の制限と賠償命令を出したそうですが、活動の制限は当然としても(威力業務妨害、脅迫になりますから)、賠償命令というのはなんだか…。そもそもこの「ヘイトスピーチ」なる問題、法律、つまりは司法上の問題なのでしょうか。こんな所で「言論の自由」なんて持ち出すと、怖い方々の「脅し」も認めなければならなくなりますよ。明らかに行政上の問題だと思いますけど。もっとも、「行政」が何もしないから被害を受けた側は「司法」に訴えた訳でしょうが。

どうにも日本は粘り強い議論ではなく、そこは「我慢」してしまって、限界に来るといきなり過激になる傾向が強いように思います。人も国も。問題があれば、恨みつらみはとりあえず置いといて、何でそうなるのかを率直に話し合えないものでしょうか。何のための「言葉」でしょう。月並みな表現ですけど、コミュニケーションのためでしょ。それがいきなり「罵詈雑言」の類のようになってしまうとは…。

つくづくわが日本というのは「揮発性の高い感情」を持った国なのですねえ。こうなったら、他の国の方々に、「私たちをソッとしておいて」ってお願いするしかないか…。かつて、鎖国したのは正しかったような気がします。

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