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思い その72「WEBの世界は 誰もが演じられる『夢』の揺りかご」


リアルとバーチャル イメージ2018年の6月から、医療関係のWEBサイト上の内容が「広告」とみなされ、同様の規制がされるようになったようです。美容などの自由診療(治療費が全て自己負担となる、保険適用外の診療)で、虚偽であったり過剰な表現をめぐってのトラブルが絶えなかったために、お国が医療法を改正したようです。そりゃそうでしょうねえ。例えば「誰でもきれいになれる」とか「必ず豊かなバストに」とか「絶対安全な~」なんて表現、いかに診療側と診療を受ける側の契約による自由な契約とはいえ、その表現がいかに胡散臭い「嘘」であるかは明らかなのに、さも「それを保証している」ような「錯覚」を与えるのは、表現はきついですけど「詐欺」に近い世界になりますから。「日本一」や「最高」などの表現も禁じられます。既に厚生労働省の監視が始まっているようで、医療機関のWEBサイトは改修などの対応で大わらわでしょうね。

しかし、考えてみたら、例の某IT企業DeNAによるキュレーションサイト問題で、WEB上での情報の信ぴょう性が大きな問題となって、大炎上したのは記憶に新しいことですけど、元々、インターネット上のWEBサイトには相当にいかがわしいものが昔からゴロゴロとしています。ごくごく初期の頃のインターネットはアングラ(アンダーグラウンド)そのものといってもいい世界だったし、創る方も見る方も、そのいかがわしさを楽しむというか、そんなものだと思って遊んでいましたけど。

まあ、つまりはインターネットそのものが「社会性」を求められるまでに日常の中に浸透し、多くの者がその恩恵と被害に遭うようになったということでしょう。ちなみに、インターネットとWEBなるものをイコールと考えているとしたら、それは違います。簡単に説明すれば、インターネットとはTCP/IPプロトコルという共通の言語を使った網目状の繋がりのことで、Inter(相互)net(ネットワーク)です。共通言語ですから、どんな相手同士でも情報のやり取りができます。その中にあるのがWEBであったり、メールであったり、オンラインゲームであったりするわけです。WEBとは "World Wide Web(www/ワールドワイドウェブ)" 。要はシステムのことで、「クモの巣」の意味です。もっとくだけて言えば、インターネットは道路網で、WEBはその道路でつながれたビル群でその中の部屋を貸す人がいて(ホスト、サーバ)、部屋を借りた人がそこで色々創っているのがサイト(余計分かり難い…)。で、その各WEBがIPアドレスで結びつき、実際のサイトを見るためにはその住所であるURL(Uniform Resource Locator)で訪ねていきます。

で、そのお部屋というのがWEB上に数えきれないほどある「サイト」ですけど、このサイトを効率よく探してくれるのが「検索」で、あのグーグル様やヤフー様です。詳しく全体像を知りたい方は、専門書で勉強してください。冒頭に書いたニュースはそのお部屋の中で「虚偽」の内容を謳っている「診療機関」のサイトを取り締まるということですけど、この取り締まりの対象はおそらく、どんどん広がっていくものと思います。それは、実際の被害が顕著になってきてからでしょうが、一番広い対象は「売買」になるでしょうかね。ちょっと広すぎる対象ですけど、ハッキリ言えば、診療系同様に「詐欺」まがいの行為が取り締まられるのでは…。しかし、難しいかもですね。例えば、「必ず儲かる~」なんて情報商材を買って(もしくはセミナーやサロンに参加して)、全く儲からなかった人が「儲かるなんて嘘じゃないか、詐欺だ!」と言っても、「あなたが教えた通りにやっていない」「努力が足りないから」なんて言われると「藪の中」に入っていくだけでしょう。詐欺性を立証するための「不当性」はボンヤリとしてしまいます。

もっとも、「必ず儲かる」「誰でも儲かる」とか「普通の人が〇億」、なんて言葉がけっこうWEBで謳われてインターネット上を飛び通っていますけど、そんな言葉を鵜呑みにする人がいるなんて信じられないのです。が、どうも実際にいるようで。もし、「誰でも儲かる」ってのが本当なら、いま世界中にあふれている貧困、格差問題なんて一発で解消します。それを言うなら「誰でも儲かるチャンスがある」でしょう。まあ、先ほどの医療系の虚偽まがいの言葉にでも釣られる人がいるようですからそんなものなんでしょうね。

と、批判的なことを書いているようですが、実は私個人はインターネットが無法地帯になろうとも、少々の規制が入り込んで来ようとも、タイトルにあるように「WEBの世界は 誰もが演じられる『夢』の揺りかご」であると考えています。ちょっと分かり難い表現かもしれませんけど、WEBの世界をバーチャルと呼ぼうが仮想空間と呼ぼうがそれはどうでもいいのですけど、様々な人が様々な思惑なり嗜好を持って星の数ほどのサイトがある訳です。その一つ一つが現実の人と同じであり、それが必ずしも現実世界の「制約」と同じものを課せられなくてもよい筈です。なぜならそれは、個々の人が「創り出すもの」だからです。嘘、虚偽、捏造等々。それらを最初から(倫理的、道義的に?)受け入れられない人は、インターネットの中にあるWEBサイトの小部屋を借りなければいいだけです。見ているだけに留めて。しかし、一旦この小部屋の中に入れば、どのような自分を演じるかは全くの自由です。

女が男になろうが、愚者が賢者になろうが、貧乏なものが富豪になろうが、それをどのように「演じ」ようがそれはその人の自由です。セルフブランディングなる言葉があるようですが、最初は正直「何、それ?」と思いましたけど、「自分自身をブランドとして高めていく」ということであれば、それはWEBの世界でこそ可能なことです。現実の世界では全てが剥ぎ取られるかもしれませんが、この空間ではそんなことはありません。多少の才覚はいるかも、ですけど、いかようにも「演じ」られます。

断っておきますが、「皮肉」的なことを言っているつもりは全くありません。シンプルに自分の思うところを書いています。現実の世界とWEBの世界、どちらが本当であるかを決めるのはその人自身です。私もそれを楽しんでいます。よく、人の意見を「批判」ばかりしたり、「炎上」とやらをアチコチで起こしている輩がいますけど、それは現実の世界でも「他者に干渉」する者がたくさんいるのと同じことです。他者とは「適度な距離」を保って、今覗いているディスプレイの向こうの世界で遊びましょう。そこにあるのは「一対一」の関係ではなく、「一対多」の関係です。それは舞台、ステージです。そうした環境を与えてくれるのがインターネットというシステムであり、その中に浮かぶWEBであると思います。

個人サイト、もしくはそれに準じるグループレベルでのサイト。それらが大手のサイトに埋もれて、衰退が起こっているという可能性もありますけど、私はそうは思いません。中心の分からない塊(かたまり)の大手より、個人個人の方がより「鮮明」となるのがWEBサイトの世界では無いでしょうか。その理由は、この空間は「物理」ではなく純粋に「人の思い」で作られていると考えているからです。規制を受けるようなものとは無縁でいればいいのです。

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