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思い その36「この言い分は見過ごせない! 経営者の劣化」


野球私はン十年、野球ファンです。プロに限らず、高校野球、社会人野球、MLB、全て面白い、楽しい! 自分もかつては草野球で遊んでいました。その野球の1ファンとして、どうにも見過ごせない言葉を新聞の記事で見つけました。「やっぱりなあ…」の思いが強く、極めつけの「変」なので、少々感情混じりとなりそうですから、こちらに書きます。

もともと、日本のプロ野球の「在り方」には長く疑問、というか憤りを感じていました。「なんで、球団の名前に企業名がつくのか?」「どうして、特定の球団の試合しかTVで見られないのか(最近はCATVで見られます)?」「どうして、ドラフト会議が誰かさんの都合で変えられてしまうのか?」「コミッショナーって何やってるの」「球団の経営者に、なんで野球経験者がほとんどいないの?」等々。上げればキリがありません。

2010年には、MLB(アメリカ)とNPB(日本)の事業規模の差が4倍以上に広がっています。当然、MLBが上。1990年代の真ん中くらいではそれほどの差は無かったのですが、NPBが横ばいなのに比べて、MLBは急上昇しています。これはMLBの事業的成功・成長を示すだけのものではなく「NPB、日本の野球の事業的無為無策」を表している事実だと思います。日本の野球自体が、人気球団に依存した、最も大きなTV放送の収益に頼れなくなってきたことも大きな原因であると考えます。

当然です。アメリカは早くからCATV網が整備されていて、地元のファンが地元のチームのプレイをTVで見ることができます。私は子供のころから、応援する気も無いチームの試合しか見ることができませんでした。で、高校生くらいになって、やっと一人で球場に行けるようになり、地元のチームを応援できるようになりました。

私が生まれたのは瀬戸内海沿岸の某地方都市。チーム名に唯一企業名が入っていないプロ野球チームです。もうお分かりですね。ズッと弱かったけど。

ちなみに、球団(会社)自体にはかつてのスポンサーの名前が残っていますが、これは経営立て直しの時に援助した企業の名前の一部を入れただけで、球団自体にその企業の「販売促進」的な役割はありません。ユニフォームにも企業名は入っていません(広告スペースは別ですけど)。他の日本の球団は、その全てが親企業の「広告・PR・販売促進」用の球団です。醜悪な事に、堂々とそのユニフォームの胸に企業名が入っています。社会人野球と区別がつきません。選手の給料の何割かは、親企業の「広告・販促費」です。そんな、畜産物や携帯電話、お菓子をなんで応援できるの。

これが日本の野球を「独立した事業」となる事を阻害してきました。それだけならまだしも、特定の球団の意向で出来上がったミョウチクリンな組織となり、独立性など全くありません。その戦犯はたくさんいます。

私は企業の経営者とは「機関」であって、タレントではないと思っています。つまり、表に出る必要はない。たかが企業の経営者がスポーツの世界に顔を突っ込んでくる様は、特に老人が多いので、陋習(老醜)・老害以外の何ものでもありません。

で、これは「見逃せない言い分」と思ったのは、全てをあげつらうとキリが無いので極力一点に絞ります。誰でも名前くらいは知っているその、かつての球団経営に手を出した老人の言葉。「現実には、プロ野球はファンに十分に支持されていなかったからこそ、独り立ちできなかったのです」とか…。これ、2004年のプロ野球のストに対して言った言葉です。12球団が維持できなくて10チームによる1リーグ制がゴリ押しされそうになった時の事です。

「あたしゃ、もうキレますよ」という、某筒井康隆が言った言葉そのままの感情です。その、1リーグ制も広く野球ファンに訴える努力もせずに、数人の老人で進めようとしたのは事実です。野球も知らない老人たちです。

もう一丁、キレたのは「米大リーグを見習って、コミッショナーの下に全球団がまとまり、一つの事業のように経営すべきだと信じていました」っての…。

バッキャロー! それができないようにしてたのはお前たちだろ! 呆れてものが言えないとはこの事。あの時、日本プロ野球が危機だったとしたら、それを救ったのは、選手とファンだよ! あんたたちは、ファンとも選手とも、何も話し合いしてなかった。それどころか、野球選手が意見を云うのを「たかが野球選手が」と見下していた。それは同時にファンも見下していたという事!

2004年段階で、MLBとNPBの事業規模は既に倍近くの差となっています。MLBは球団を増やし、新球場を作り、選手の確保、ファンサービス、映像収益等の確保、リーグ全体の収益向上(各チームへの分配金へ)に努力しています。

選手の引退後の年金も、MLBが充実しているのに、NPBは崩壊寸前…。

つ・ま・り、日本の企業の体たらくと同じ姿になっているのですよ。日本の野球が。

もし、経営破たんというなら、選手の年棒を下げて、それでチームが弱くなるのならいいじゃないですか。1強の天下になるならなれ、ですよ。それでもファンは好きなチームを応援します。たとえ、草野球のレベルになってもファンは応援します。ファンはチームを応援しているのであって、スターを応援しているのではないのです。

野球好きは野球が好きなだけです。世界的には三流の経営者老人たちが鼻を突っ込んできても、三流からは三流の知恵しか浮かんできません。

もう、退場! あんたら老人は。

「思い徒然」編 目次へ



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