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思い その27「デントリペアってご存知? これぞ職人の姿」


デントリペア工具いささか唐突な感のあるテーマですけど、「デントリペア」なるものをご存知ですか? 簡単に説明すれば「車の板金補修技術」ですけど、通常の板金のようにダメージを受けた個所をパテで修復して塗装するといったものではなく、車のボディーにできた凹みをその裏側から「押して」元の状態に戻す技術です。車に隣のドアが当たって(ドアパンチ)傷が付くとか、自転車か何かが車に倒れてボコッとボディーが凹んでしまうという事ってありますよね。自動車も年数が経てば、どこかしら傷んでくるものですけど、自分が気に入って乗っている車に気になる凹みがあるとどうしても直したくなります。そんな時、板金をするよりも安く、しかも塗装の必要がないデントリペアはありがたい補修技術です。料金的にも板金塗装よりかなり安く済みます。

って、「デントリペア」の宣伝をしている訳ではありません。当然、板金にも技術は必要ですけど、これはノウハウが確立されていますから、素人でも器用な人は自分でやってしまいます。しかし、この「デントリペア」は腕がものをいいます。よほど器用な人でなければDIYは無理でしょう。

私も何度かお世話になって、その技術の見事さにいつも感心しています。この「デントリペア」に技術的な基本はあるのでしょうが、施工を行う人それぞれの経験による感覚と車に対する知識、そして工夫がものをいいます。ある人は「ここは無理」と言いますが、ある人は「やってみましょう」といって、結果、見事に修復してくれます。

この「デントリペア」はアメリカ発祥の技術のようですけど、道具も何種類あるのか分からないくらい色々ありますし、車の損傷個所によっては、内装を外したり、補修用のツールを入れるための様々な工夫が必要です。基本的な事を学べるスクールがあるようですけど、開業して一人前になるにはけっこう経験を積む必要があるでしょうね。

で、何が言いたいのか。私はそこに「職人」の姿を感じてしまうのです。「職人」という言い方をネガティブに感じる人がいるようですが、私にとっては憧れさえ持つような存在です。「腕に職を持っている」「腕(技術)で成り立っている個人」。私自身もフリーランスですが、腕に職があるかと言うと、ウーン…。まあ、少々器用な所を持ってはいると思いますけど「専門的な技術」を持っているかと言うと、返事に困りますね。まあ、生きてきているからOK、と。

私に「職人」と呼べるほどのスキルはありませんが、「デントリぺア」の技術を持って開業されている人たちをみると、どこか憧れてしまいます。道具はたくさんありますが、まさに「腕一本」。店を構えなくても、出張専門で開業されている方もいます。お客は一般の人だけではなく、中古車ディーラーなどのようです。

そうした「職人」の生き方が廃れてきているような昨今、この「デントリペア」の技術で生きている人を見ると、私は単純に「力強い生き方」を感じてしまうのです。もちろん、他にも様々な職人がいると思います。しかし、システム化、マニュアル化の中で、例えば「大工さん」などは日本の国策とハウジングメーカーによって衰退を余儀なくされていると強く感じます。

暴言かもしれませんが「サラリーマン」が多すぎるのです。就業形態で言えばほぼ8割ですよ。更に暴言を吐けば、何もしなくても、特別な技術が無くてもお金がもらえるシステムの中で生きて、いずれは「定年」でその先が無くなる生き方です。

とても「力強い生き方」には思えません。「依存」の比率が高すぎる。男なら一度は「板前」を考えた事があるのでは? 私は憧れました。「包丁一本♪」の世界に。

世の中が「マス化」していく中で、そうしたものに囚われず、確固とした個人として生きていく。思い込みかもしれませんし、無責任な憧れだけかも、とは思うのですけど、やはり「職人」的な生き方には憧れます。

まあ、「デントリペア」に関しては、車を凹まされてお世話になる訳ですから、できればその職人さんと出会う機会が無いに越したことはありませんけど…。

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