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思い その20「続 ネットワーク切断のススメ スマホ」


ネットワーク私事ですが、引っ越しが一段落して一息…。仕事柄(?)けっこう引っ越しは多い方だと思いますけど、何度やっても疲れます。引っ越し先での生活が落ち着くのも時間がかかりますし、しばらくは、「ハサミはどこ? あの服は? 靴はどこ?」ってな生活が続きます。引っ越しは嫌い…。

で、本題ですが、今回の引っ越し準備の最中、荷詰めのクッションにしようとした新聞の記事にふと目が留まり、中々に面白い記事なので、読み始めてしまいました(よくありません? 作業の最中にふとしたものを見つけて作業が脱線する事)。それ程古い記事ではなかったのですが、日付などは忘れました。記事の概略は以下のような感じです。多少記憶違いはあるかも、ですけど。

ある地方のそれほど大きくない会社で、そこの社長が「スマホを手放した者には、毎月5千円を支払う」とか、呼びかけたそうです。数人がそれに応じたそうですが、殆どの者はスマホを手放さなかったようです。その社長の提案意図が面白い。曰く「スマホを見ている殆どの者はインターネットやゲームなどに時間を費やしている。それ自体は個人の自由だが、スマホを見ている時に、その人間は画面を見続けているけど、その時に何か考えているのだろうかと思う。スマホを手放してその時間を、考え事や人とのコミュニケーションに使えば、その人間の資質は向上すると思う。時間はかかるだろうが、それがいずれは会社の力になってくれるのではないかと考える」とか。

私、それを読んで、ブンブンと頷きました。引っ越し準備の忙しい最中に…。この社長の考えには同意します。以前にも同様のテーマで書いた事なのですが、スマホは端末で、「それを使って何かを作る」という事は無いでしょう。メールの返事位ですかね。私は誤解を恐れずに言うなら「インターネットはピーピング(覗き)である」と考えています。パソコンならドキュメントやプログラム、ホームページが作れるじゃないか、と言われそうですが、パソコンでもピーピングだと思います。要するに、「作る側」と「見る側」が次第に分かれてきて、殆どが「見る側」となりつつあると思っています。その傾向は、PCとスマホやタブレットの販売実績の比率から見ても、ほぼ確かなものだと思います。PCは「作る&見る」、スマホやタブレットは「見る」。

別にそれで何か悪い訳ではありませんが、先の社長の言葉にあるように、「見る」だけでは何も作れません。しかも、以前に「思いその13」で書きましたが、それが「依存」の状態になれば、脳は殆ど有機的な働きはしないと考えます。やはり、日常の中で何かを考え、人とコミュニケーションしていくことにより、人の脳は有機的に働いて、まさに先の社長が言う通り、その人の資質も向上する事が期待できると思います。決して、スマホを覗き込んでいる人を揶揄したい訳ではありません。しかしながら、社長の言葉には大いに共感します。

まあ、現実には社長の提案に対して応じる者は少なかったようですが、それに対する言葉がまた奮っています。「少しずつでもいいじゃないですか。私の提案に答えてくれる人が増えてくれれば。それで何かが変われば、位の気持ちでいますから」。そのような意の事を言われたと記憶しています。確かに。急激な変化は「戸惑い」を生み出しますから、徐々に、の方が「確実に根付く」可能性が高いと思います。

話が変わるかもしれませんが、以前、通信会社で仕事をしていた時、最終的な通信端末(Thin device)は何か、という議論をよくしていましたが、当時は「携帯電話」だろうというのが結論でしたけど、その発展形がスマホであり、タブレットでしょう。スマートPCが出た時は「こっちのほうが本命か?」と思いましたが、キーボードはやはり装置として不要だったのでしょう。「見る」事にOSやブラウザ、様々なアプリケーションが特化して「最終的な通信端末(Thin device)」になって行くのでしょう。ウェアラブル(Wearable)が出現して、実用性がもっと高まれば、今度はそちらでしょう。その内に、「脳」に埋め込むようなものが出てきたら(兆しはありますね)、人間は一体、どうなるのでしょうか…。

光瀬龍の「百億の昼と千億の夜」に出てくるゼンゼン・シティや、近い所では映画の「マトリクス」など、様々なSF作品に描かれていることですけど、通信端末が最終的に脳の中にいたって、「仮想空間の中に生きる」って事が実現したら、それこそ、人間の脳は「夢見る脳」となり、その脳は「たった一人の作る側」につながってしまうのでしょうか。それはマザーコンピュータ…。

しかし、端末が脳の中に入り込まなくても、「見る」事に依存してしまえば、それは視覚を通じて脳につながっているのと同じでしょうけど…。

まあ、考え過ぎでしょうが、電車の中や駅で、ズッとスマホを見続けて、器用な事に歩いたり階段を上がり下りしている人を見ていると、「危ない」という気持ちより、やはり「おかしい…」とは感じてしまいます。

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