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思い その18「日本の歴史観は、日本人のものです」


ムカッこのテーマは、本当は「変」の方に書きたいのですが、見解の相違や感情が入り乱れて、突っ込みどころ満載のテーマになりそうですので、こちらに書きます。

歴史観には「世界」と「自国」に関するものがありますが、世界のどの国が「自国の歴史観を他の国からとやかくいわれて平気」なのでしょうか。自国の歴史観とはその国のものであり、他国は関係ないでしょう。たとえそれが「偏った歴史観」に見えようとも、です。あまり、政治的な事に関しては書きたくないのですが、どうにも辟易として、精神衛生上、沈黙は体に悪いので、仮に批判を受けようとも書いてみたくなりました。

キッカケはお向かいの国が、日本に対してどうのこうの言ってる分には不愉快のレベルで「我慢」ということも可能なのですが、他の国や国連でまで「ご自説」をぶっているのに、呆れてしまいます。国連が「まあ、それは別のところで」と困惑するのは当たり前です。例えば、その主張を米国などで(像まで立てて)訴えれば、当然、フェニミズム体質の政治家などは「非難決議」を議会で通しますよ。で、その決議は記録には残りますが、誰の記憶にも残りはしないでしょう。世界のどこの国に自国の歴史観を他国に決めていただく国があるのでしょうか。歴史観とはその国の国民のものです。

私は学者ではありませんから論理立てて、歴史的物証から反論する事はできませんが、人には「皮膚感覚」というものがあります。その感覚からいって、(正直、常軌を逸しているように感じる)お向かいの国の理屈を、私は個人的に理解する事が不可能です。単に仲が悪いというだけなら世界中、お隣の国と仲が良い国を知りません。

不思議だと思いませんか。「反日」というなら、アメリカもイギリスも「反日」になってもおかしくないし、日本がいまだに「反米英」でもおかしくありません。しかし、日本が米英の歴史観にイチャモンを付けることなどあり得ません(原爆に関する事も)。戦争に負けたからという理由からじゃないでしょ。そんな権利はないからです。逆もまた真なり。日本に対して(戦争の)勝者であるアメリカが日本の歴史観に何かを言った事、記憶にありません。

これは「仮説」ですけど、何故、台湾(=中華民国)はそれほどの強烈な「反日」にならないのでしょうか。その理由は「お互いに戦った事がある」からでしょう。台湾の元は蒋介石の国民党です。日本軍はその国民党軍と戦いました。国共合作というものは、「それどころじゃないから、内戦は一時やめよう」という国民党の事情と戦線を維持しきれず大陸の北の奥にいた共産党軍との政治的妥協でしょう。日本の関東軍と共産党の八路軍が(ゲリラ戦以外で)正面から戦った資料なんて読んだ事ありません。終戦まで関東軍はほとんど無傷で、その装備を接収したソ連がそれを八路軍に与えて、国共内戦が起きた、と。

朝鮮も日本とは戦っていません。当時の臨時政府が南京にあって、連合国側に身を置いていたという事で戦勝側のようになっていますが。

日本はあれほどこっぴどくやられても、「反米(正確には反米帝国主義)」は一時盛り上がったものの、すぐに収まりました。ロシアもソ連の時代は置いといて、日本に対しては、派手に日露戦争はしましたが、決定的に対立した事はありません。ついでに言えばあれだけの戦争をして、犬猿の仲のフランスとドイツが協力してEUを作り上げましたが、あれは奇跡としか呼べません。

何が言いたいのか? 日本は東アジアの侵略者とされていますが、第二次大戦での戦争という事なら、相手は蒋介石の国民党とアメリカ、東南アジアのヨーロッパ出張軍(こっちはアッという間に終わりましたが)です。つまり、「戦った事がある相手とはお互いに歩み寄れる」という歴史の不思議があります。お互いに相手の良い所も悪い所も分かるからでしょうか? よその国の歴史観にイチャモンをつけるという「近代国家では見た事ない」国と日本は国対国の「○○戦争」なるものを経験していません(清とはやっていますが、あれは違う国ですから)。

では、彼の国と日本は一度、戦争しなければ分かり合えないのでしょうか? 向こうはヤル気満々なのでしょうか? 違いますでしょ。近代国家ならどこも「戦争」が経済的に割に合わない事は骨身に沁みているでしょう。戦争がどれほど破滅的な事かを知っているのが近代国家です。

いずれにしても、「日本の歴史観は、日本人のもの」であり、それを批判できるのは日本人だけです。あれはやめてね、お向かいさん…。よその国にまで行って「日本人は自国の歴史を正しく認識できていない!」とかいうの。そんなにバカなの、日本人て。変なことばかり言うと、この国、また鎖国しちゃうぞ…。

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