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怖い その62「居酒屋での話題にもならない怖さ… 何が怖いか言えないから」


考える これは「自分が経験した怖いこと」なのですが、その何が「怖い」のか、人に伝えるのはけっこう難しいことなのです。「だったら書くなよ」と突っ込まれそうですが、書きます。難しいというのは、「怖い」対象が明確に表れてくるようなことではないからです。たとえば、「幽霊にあった!」なんて言えば、何処でどんな幽霊を見たかを知らせれば話題にはなります。「火の玉を見た!」でもいいですね。「キョンシーに追いかけられた!」とかでも。しかし、「怖かった…」と言って、「何が…?」と聞かれ、「あの、それが、よく分かんないんだけど…」なんて答えになると、居酒屋での話題にもなりませんね。パスされて終わりです。それよりも、「あいつ、なんかおかしいぜ。飲みすぎたか…」なんて、私自身が気味悪がられて引かれたりして…。

あえてこれを言葉にしてみれば、「ただひたすら怖い」状態となる、ってことですね。「なんじゃ、そりゃ?」なんてのはもう少し待ってください。説明できるところまでは頑張ってみますから。今まで本サイトで、自分自身が出会った「怖いもの」を書いてきましたが、それらは全て対象がありました。目に見えるものだけじゃなくて、音だったり、誰かに触られたり殴られたりする感触だったり。しかし、これは、心の中にいきなり「怖さ」のエッセンスだけを注入されたように、冷や汗びっしょりものの「怖さ」なんです。

あ、ちょっと待ってください! 他のサイトへ飛ぶのは! もう少し読んでいってください。

話を今少し、具体的にしましょう。皆さんの中でこんな経験がおありの方はありませんか。夜中に、何か不穏な音を聴いたり、人の声を聴いたりして怖くなってきたとか…。悪い夢を見て、その怖さが尾を引いて、なかなか眠れないってこともありますよね。寝る前に怖い本を読んだり、怖いTV番組を見たりして、無茶苦茶怖くなったりとか。私、子供のころによくありました。なんか、TVで見た怖いものが辺りに漂っているようで、布団の中にカメのように閉じこもって。足なんか外に出ていると、その怖いものに掴まれそうで、また怖かったりして。まあ、布団の中に閉じこもっていれば大丈夫、ってなわけはないのですが、気分的にそうなってしまう…。

それにちょっと似ていますね。ある日、ある晩です。その日は別に何事もなくごく普通に一日を終え、晩酌なんぞを楽しんで布団に入りました。ホント、何事もないはずなんですよね。それが、夜中にいきなりです。横を向いて寝ていたのですが、背中の方にいきなりザーッと鳥肌が立つというか、まさにゾッとするような「気配」を感じて、目が覚めました。目が覚めたどころではなく、「覚まされた」ようなものです。金縛りではないのですが、まとわりつくような「怖さ・悪寒」で動けません。後ろを見ようにも、とにかく「怖くて」、顔と体をそちらの方へ向けられません。何かいるのです。その気配は確かなのです。声を出そうにも、とにかく「寝たふり」でもするしかないような状態です。音も臭いも、空気が動いているわけでもないのに、とにかくそこに何かの気配を感じるのです。人…? いや、見えないので分かりません。その「怖ろしさ」を何とか言葉にすれば、今にも後ろから「しがみ付かれそうな」「どこかに連れて行かれそうな」異界のチャネルがそこにポッカリと空いて、そこに何かがいるといった感覚です。

その時の「怖さ」はとても伝えられるものではないと思っています。錯覚…、勘違い…、夢…、寝ぼけていた…、作り話…、嘘…。ハイ、何と言われようとけっこうです。その「怖い」感覚は、かなり長い時間、続いていたような気もしますが、ほんの数十秒だったかもしれません。もう、あまりの「怖さ」に気が遠くなりそうでした。子供のころから変なものを見たりはしていましたが、大人になってしかもいい歳のオッサンになって、そんな訳の分からない「怖さ」で身が縮む思いをするとは思いもしませんでした。

が、ある日突然にそうなってしまったのです。どういわれようと反論などしませんが、もしかした自分たちの周りには、「あの世」か何かは分かりませんが、違う世界への入り口が、何かのきっかけでポッコリと開くのかもしれません。あの「怖さ」はもう、勘弁してほしい。

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