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怖い その44「今、顔を触ったのは何…? 誰…?」


誰誰もいないのに、誰かに触られたような感覚って、けっこう経験した人、多いのではないかと思います。おそらく、「気のせい」とか「錯覚」で片づけられていると思いますが、原因はともかく、そういう感覚を覚えるという事はそれほど珍しい事ではないと思います。

まあ、夜、歩いていて蛾が飛んできたとか、カナブンが飛んできて当たったとか、蜘蛛の巣があったとかだったらハッキリと原因が分かりますが、思わず振り返ってしまう程に背中を何かにスッと撫でられたとか、触られた感覚があって、しかもそこには誰もいない…、なんて事も何度かあります。「不思議その39」で「何か、背中にポンと当たったような感覚がして、振り返っても誰もいないとか、誰もいない筈の部屋からコンコン壁を叩くような音がしたりとか」なんてことを書きましたが、これも時と場所によってはけっこう「怖い」思いをします。

「気のせい」と思っても、その時に感じた「怖さ」まで消してしまう事はできません。例え一瞬の事であっても。

皮膚の感覚には「触覚(圧覚)」「痛覚」「温覚(皮膚より高い温度を感じる)」「冷覚(皮膚より低い温度を感じる)」などがあり、それらが、点が混じり合うように散在しているそうですが、これらは皮膚の表面にある受容細胞で、それより深いところにもあるようです。

当然、それらは神経を通じて脳に伝わり「何か触った」「痛っ!」とか「温かい・冷たい」という感覚として認識されるのでしょうけど、例えば催眠術などで、実際の刺激が無くともその感覚を起こさせることはできるようです。

しかしある本で読んだのですが、その感覚、例えば「痛い」「痒い」ですが、外傷などを負っている場合はその程度で、他人が見ても「痛さ」「苦痛」を推測できますし、湿疹や「蚊に刺された痕」があれば、「痒いだろう」と思う事はできます。しかし、そうした痕跡がなくて(体の奥深い箇所である場合もありますが)、当の本人が「痛い」「痒い」と訴えても、それが本当かどうかを医学的に証明する事は出来ないそうです。

これ、経験された事のある人、いるのではないでしょうか。私、あります。非常に嫌な出来事ではあるのですが、交通事故の時です。明らかにコツンと私の車のバンパーが相手に当たって、警察もそれを双方の不注意として、私は結果的に形式的な行政罰(免許の点数減)は受けましたが、人身事故ではなく罰金も何もありませんでした。安全運転義務違反。相手もその時は「当たった!」と騒いで元気に「痛い痛い!」と言っていましたが、当然、外傷は全くなし。

その時の警察の方が私に同情的で、こう教えてくれました。「私がこんな事言ってはいけないんだけど、痛いと医者に行って言えば、診断書を出さざるを得ないんだよね」とか。つまり、保険会社に賠償金を要求できるという事です。その時は「まさか」、と思いましたが…。

ハイ、痛みが取れるまで数週間の休養が必要(全治数週間…だってよ…)とかで「打撲」の診断書が出て、保険金を持って行かれました。これは言ってはいけないことかもしれませんが、保険の担当者は慣れているとはいえ、不愉快そうに「この手の相手はどうしようもない」と教えてくれました。賠償金の金額の割に等級が殆ど下がらなかったのはそれゆえか…。

話が逸れたような気もしますが、それほど左様に人の感覚というのは「明確」にできるものではないという事を言いたい訳です。

しかし、「何かが触った、何かが撫でた」とかを、そうした不可解さで、アヤフヤなものと決めつけたい訳ではなく、日常の中で自分が感じた「物理的」な感覚は、「気のせい」とか「本当」とかが証明不可能らしいのです。

つい最近の体験で言えば、夜、駅から家まで近道をしようと、街灯もあまりない狭い道を通った時、何かが顔をスゥッと撫でて行きました。思わず、顔をはたきましたが、別に何も無い…。ホント、「撫でられた」という感覚です。当然、誰もいません。その道の途中には、田舎ですから狭い墓地がいくつかあります。予定調和的にそれと結びつける事はしませんが、肩をポンと叩かれたような感覚など、頻繁とまではいいませんが、別に珍しくもありません。

正直、ゾッとはします。その道でそんな感覚を何度か味わう事がありました。かといって、その道を避けるほどでは無いのですけど、気味が悪いのは確かです。そこを通る時は、早足になります。ちょっと「怖い」…。

余談ですが、触った触っていないとか、触られたって感覚が証明できないというなら、満員電車の中で「痴漢」の冤罪が起こるのもそれゆえでしょうかね。

男としては、こちらの方が「怖い」ですね。

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