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怖い その19「コックリさんや降霊会は危険です 止めましょう」


降霊会この前の編で「幽霊・霊に遭う方法」を書いた後、思ったのですが、あれは極力事故の無い試行のつもりで書いたのですけど、ちょっと間違って深入りすると、時には危険な事もありますので、この話を書き足します。「その18」に書きましたが「必ず一人で」行う事を条件としたのは、安全のためです。

その理由は、複数の者でやると「お互いが影響し合って」、気恥ずかしさ、もしくは変な「衒い・気取り」のようなものから、「ふざけた気持ち」や「不敬な気持ち」が起こる可能性があるからです。つまり、「最初から疑ってかかる、冗談半分にやってしまう」事が、本人はその気が無くとも、複数だとそうなってしまうかもしれないのです。人は複数(集団)になると、自分の思いとは違って、遊び半分になってしまう事があります。真面目にやるように、と堅い事を言いたいのではなく(少しはありますが)、それでは試してみる意味がないのです。

複数が同じような心の状態になることは難しいし、それどころか、お互いが変に干渉し合って興奮し、軽いトランス状態(自分で自分の意識がコントロールできなくなる)に入ったりすると危険です。典型的な例が「コックリさん」や「降霊会」と言われる集まりです。必ず事故が起きる訳ではないようですが、これは危険ですから、絶対にやめましょう。

ちなみに、コックリさんや降霊会はブームになったりすることがありますけど、事情が許す限り参加しないように。理由は、心の状態を少し通常とは変えるために「暗示」的なものが必ず加わり、それが一人の心の範囲内であればまだ正気を保つことはできますけど、複数の人間が違ったレベルで「暗示」を受けた時、混乱が生じ、まとまりが付かなくなるからです。これは日常的な行動の中でも経験できることです。周りを気にして、自分本来の行動が取れなくなるという事です。

ちなみに降霊会(交霊会)は19世紀の欧米で、特にブルジョアジーのサロンで大流行したそうです。それにまつわる話は様々ですが、まずはお約束の「ポルターガイスト現象(ラップ音や物体の空中浮遊等)」、手が勝手に字を書き始める「自動書記」などの軽いトランス状態、これまたお約束の「エクトプラズマ」による霊の実体化。そこで重篤なトランス状態に陥り、生命の危険に晒されることもあったようです。ブルジョア階級のサロン、つまり暇人のお遊びとして行われたようです。

取ってつけたように科学性を持ち出すなら、識域下に暗示を与える「催眠術」というのは「かける」のは比較的簡単ですけど、「解く」方が難しいとされています。意識と識域下には逆流を防ぐ「弁」のようなものがあると考えてください。「入りやすいけど、出にくい」。私自身は「催眠術」にかかり難い性格のようですので体験はありませんが、実際に催眠術を行える人から聞いた話です。それと同じで正気を失うというトランス状態に入ると、なかなかもとに戻らなくなるようです。精神科医のお世話になるしかありません。

19世紀、盛んに行われた降霊会も所詮はブームですから、いずれは終焉しました。決して「近代科学精神」がそれを否定し、皆を正気に戻した、というものではありません。ブルジョアジーが暇つぶしの一つに飽きて、他の事でも始めたのでしょう。

念を押しておきますが、人が正気を保つためには「一人でいる事」が原則です。集団では「その他色々」の一つとなり、個人としての境界線が希薄となりやすく、正気を保つのが難しくなってきます。例えば、国家や会社のような組織が、後から考えてみると「何故、あんな馬鹿な事をどうして…」と思うようなことを平気で起こしてしまうのは、個人個人が正気を保てなくなる(保つのが難しくなる)からです。ご経験はありませんか?

いずれにしても「不可思議」な事に対する好奇心というのは人の自然な特性であり、おかしな事ではありませんが、個人の正気の上に成り立たない好奇心は往々にして暴走します。向上心も、競争心も、闘争心も同じです。

霊的なものに対しては常に「畏敬」の気持ちを忘れないようにしましょう。正気の上での好奇心程度なら問題が起きる事も(ほぼ)ないでしょうが、ノリノリの集団で臨むとあまり好ましくない結果になるかもしれません。コックリさんや、降霊会を遊びでやるのはやめましょう。

ちなみに、私の知り合いの女性たちが勝手にコックリさんで私の事を占ってくれましたが、全く外れていました。どうでもいい事ですけど。

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