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補足説明※6「一般意思」と「全体意思」


補足 ■もう何十年も前に本で読んだ事ですので、極力自分の言葉で分かりやすく説明します。元はといえばルソーの「社会契約論」の中に現れる言葉ですが、少々微妙な歴史的事実もあって、その通りには受け入れられないのですけど、「一般意思」とは個人と国家との融合を目指して、個人の特殊意思(個々人の利害に帰する意思)をそれぞれ相殺し「常に正しく、常に公の(公共の)利益を目指す」意志であり、多数決(選挙など)や特定の政治家の合意で得られた「全体意思」は「一般意思」とは異なり、個人は「一般意思」へ服従すべきである、ってな感じです。全然分かりやすくないですね。

■前述の歴史的事実とは、この「一般意思」なるものが独裁者側に利用される支配の理屈となりやすく(何となく分かりませんか)、この辺りは学者の中でも当然見解が分かれます。で、これでは訳の分からない補足になりますので、このように理解してください。

「一般意思」とは…
個々人が、「これはこうあるべきではないか。これが正しいのではないか」とそれぞれに考えている意思。他者とは共有していない意思。理性といっても良いのでは、と思います。

「全体意思」とは…
全体で共有している意思。往々にして一般意思とは合致しないもの。例えば、一般意思では「増税もやむなし」と考えていても、全体意思では「減税せよ!」というようになってしまう。もっと分かりやすく言えば、一般意思としては「この戦争は勝てるわけない」と考えていても、全体意思では「敵を殲滅せよ!勝利は我々の手に」となる事。

■ちなみにルソーはこの一般意思と全体意思との融合を考えましたが、私自身はその成功例を知りません。どちらかといえばファシズムにつながってしまう。事実、この考えは欧州の某独裁者に利用され、ルソー自身もその点で後世に非難されています。

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