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補足説明※58「ミッシングリンク」


補足 ■直訳すれば「失われた環(Missing-link)」。ですが、あくまでも概念ですので「環の一部が失われている」というよりも、ある状況からある状況への「変化」の中で、当然予測(もしくは期待)される変化の過程としてあるべきものが「無い」「失われている」ということを表す言葉です。"Link" をシンプルに「つながり」と訳せばそうなります。

■単純明快に言えば、「進化」というプロセスで「ある動物」から「馬」や「象」へと変わっていく姿形が化石として、その形態・骨格をリニア(つながりのある)に変化していくものとして物理的にとらえられれば、その進化の過程を明確にすることができますが、例えばネズミの様な動物の化石からいきなり「コウモリの化石」へと合理的にその進化のプロセスをとらえるのは非常に難しいわけです。空を飛べるようになった骨格と被膜を形成する過程が見えないからです。おそらく「この原始生物」からこの「生物」が進化したという「仮説」を立てたとしても、具体的な確証が「途切れている」、つまり「ミッシングリンク」となっている、となります。

■「ミッシングリンク」の典型としては、まさにキリンの様な動物がそうですが「首が長くなっていく」過程の「中間種」が見つかっていないのです。ここは難しいところですが、「見つかっていない」わけで「見つからない」「無い」と断定されているということではないと考えますが、合理的に考えて、その個体数に見合った「中間種の化石」が見つからないというのはかなり不自然なことです。

■他にも鳥類や人類などの例があり、「始祖鳥(鳥類と爬虫類との間)・アウストラロピテクス(人類と類人猿との間)の化石などの発見は、その間隙をつないだ例」とされていますが、完全にそのプロセスをつないでいるということではないようです。それらが解明されるにはこれからの化石発見が重要になるのですが、「進化論」を唱えたダーウィン自身が「猿から人類へと進化したミッシングリンクが将来必ず発見される」と予言し、「猿人」「原人」「人類」の化石がリニアに発見されています。とはいえ、「猿」から「ヒト」へと進化した決定的な部分に関してはまだ完全にそのプロセスがつながっているとは言えないようです。つまり、そこにはまだ「ミッシングリンク」があるということ。

■ちなみに、「ミッシングリンク」は学術用語ではないとのことで、比較的説明しやすい言葉として、様々な場面で使われているようです。例えば、高速道路の「未整備区間」などです。まあ、つながっていないわけですから、「ミッシングリンク」ですね。分かりやすい。

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