「不思議」「怖い」「変」を普通に考える。タイトルバナー

補足説明※54「ダニング=クルーガー効果」


補足 ■「ダニング・クルーガー効果(Dunning-Kruger effect)」は本文中で簡単に説明した通り「アメリカの心理学者である、コーネル大学のデビッド・ダニングとジャスティン・クルーガーが1999年に発見した効果だそうで、『能力の低い人ほど自分を過大評価する』だとか。オヤジにとっては比較的新しい時期の言葉で、『イグノーベル賞(ノーベル賞のパロディーですが、中身は濃い)』に輝いたという格調高い研究です」、です。これは兄弟サイトである「テキトー雑学堂」での記事「社会・政治 その31」と被るのですが、大変に面白い説ですので、こちらでも補足的に説明しておきます。

■これも「テキトー雑学堂」からの引用ですが、その傾向を導き出したプロセスですけど、「研究の手法を大雑把に言えば、あるテストを行って採点をし、その点数についての自分に対する評価を聞くと、点数の低い人ほど『自分はまあまあである』『自分はできる』と過大に評価する傾向にあり、点数の高い人は『自分はまだまだである』『自分はまだ力が足らない』と謙虚な評価をする傾向にあったそうです」、ということです。

■もちろん、それ以外にも様々なテストは行われたでしょうが、こうしたものは、アメリカの「社会学」が持っている成果の一部でしょう。この分野で日本は相当に立ち遅れていると言えます。もっとも、アメリカ社会と日本社会を同列には語れません。アメリカはあれだけの多民族国家で、なおかつ歴史の浅い若い国ですから、自らの社会というものに「伝統」とか「連続性」といった寄る辺がなく、常にコンテンポラリーで包括的な「傾向」を掴んでおく必要があるのでしょう。日本は比較的「均質」な民族による国家で、その2000年以上の「歴史(皇国史観)」をほぼ共有していますから、自らの「社会」がいかなる状況にあるのかを把握することにそれほどの必要性を感じてこなかったのでしょう。

■しかしなが、グローバル化故に、とは言いませんが、今やそんな悠長なことは言えないほど「社会の均質化」が色々な意味で崩れてきているように概観できます。これからは、この「ダニング・クルーガー効果」的な傾向を探る必要が大いに出てくるでしょう。「社会学の必要性」につきましては、これまた兄弟サイト「テキトー雑学堂」の「社会学さーん 出番ですよ!」に書きましたので、興味がおありの方はぜひご覧ください。

補足説明 目次へ



【商品検索】Powered by Amazon

↑「すべて表示」をクリックするとAmazon.co.jpの検索結果一覧に移動します。

■これからギターを始められる方のご参考にでもなれば。
木の音 バナー
「雑学を楽しむ」サイト
テキトー雑学堂 バナー
「花を楽しむ」サイト
花を飾る バナー


■サイトポリシー ■プロフィール
■お問い合わせ
ページトップへ戻る

Design by Megapx / Template by s-hoshino.com
Copyright(C) Ureagnak All Rights Reserved.