「不思議」「怖い」「変」を普通に考える。タイトルバナー

補足説明※43「ビッグバン ビッグクランチ ビッグリップ」


補足 ■「ビッグバン」は、もはやかなりポピュラーな説で、今更、説明の必要もないと思います。

■もともと宇宙は「定常宇宙論」、つまり、「永遠に変化をしないまま存在し続ける」という考えであり、アインシュタインもそう考えていたと云う事です。ところが、1920年代にハッブルの観察により「宇宙の膨張」が発見された事で、宇宙の始まりと終わりについて考えざるを得なくなってしまいます。ハッブルは遠くの星ほど速いスピードで遠ざかっていることを、天体の光の「赤方偏移」によって発見したわけです。「赤方偏移」とは学校で習ったドップラー効果と同じで、観察者に対して音源が近くに来るほど波長が短く「高い音」になり、遠ざかると波長の長い「低い音」になります。これと同じく光も遠ざかって行くと波長の長い赤方にスペクトルが偏移していきます。

■これによって「定常宇宙」という考えは成立しなくなりましたが、科学者の中には、ハッブルの発見にも関わらず、「定常宇宙論」をいまだに主張している人もいるようです。

■で、「ビッグクランチ」と「ビッグリップ」とは「宇宙の終焉」についての代表的な2つの説です。これ以外にも様々な説がありますが、それは学者に任せておくとして、「定常宇宙論」では「宇宙の終焉」というものはありません。永遠にこのまま続くという考えです。しかし、「ビッグクランチ」と「ビッグリップ」は膨張する宇宙を前提とした、その最期の姿(終焉)を現したものです。

【ビッグクランチ】
これは、ビッグバンによって誕生し、膨張を続ける宇宙のその膨張する力が減衰した時、今度は引力によって「収縮」に転じ、やがては元の「ビッグバン」が起こった時の状態に戻り、そこからまたビッグバンが始まるというものです。それを繰り返すので、「振動宇宙論」とも云うようです。宇宙そのものが無くなりはしませんが、ビッグバンの瞬間の前は宇宙などとは呼べないでしょう。

【ビッグリップ】
これは、「膨張」しきった宇宙が、簡単に言えば全てのエネルギーを使い切って、熱的に終焉を迎えるというものです。分かりやすく云えば伸びきったパンツのゴムのようになる事です。宇宙そのものは無くなりませんが、宇宙の内部が一様な「平衡状態」になるということです。

■この2つの説は「宇宙の平均密度や宇宙定数の値といったパラメータ」によって異なるもので、そのカギを握るのが最近よく聞く、「暗黒物質」「暗黒エネルギー」「ダークマター」と云ったものです。

■まあ、とはいえ、少なくとも私や、今(ありがたいことに)この補足説明のページを読まれている方やそのお子様には直接関係のないことではあります。遥か、遥ーーーか先の事です。

補足説明 目次へ



【商品検索】Powered by Amazon

↑「すべて表示」をクリックするとAmazon.co.jpの検索結果一覧に移動します。

■これからギターを始められる方のご参考にでもなれば。
木の音 バナー
「雑学を楽しむ」サイト
テキトー雑学堂 バナー
「花を楽しむ」サイト
花を飾る バナー


■サイトポリシー ■プロフィール
■お問い合わせ
ページトップへ戻る

Design by Megapx / Template by s-hoshino.com
Copyright(C) Ureagnak All Rights Reserved.