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補足説明※34「エロスとタナトス」


補足 「エロスとタナトス」とは、フロイトが精神分析で使ったギリシャ神話に由来する概念。フロイトの説明では彼の考えるそれぞれの概念とけっこう複雑に連動(被る)しているので、説明にまた説明がいるという形を避けるため、極力簡単に説明してみます。

「エロス:Eros」
■一言でいうなら「生への本能」。ポジティブな生きる力。フロイトの場合はこの「生」の根源が「性的なもの」となりますけど、私自身は全てがそこに集約されるような説明に違和感を感じますので、やはり「生きようとすること」と考えます。余談ですが、フロイトは「性」にこだわりすぎる感があり、晩年、その点ではポイントを下げています。「エロス」を現実の行動として現せば、「~したい、やりたい、頑張る、負けない」といったように「ポジティブに生きようとする力」の根源。決して「エロ」なんて感じのニュアンスのものではありません。それは誤って定着したイメージです。

「タナトス:Tanatos, Thanatos」
■これは「エロス」の対立概念というか、「死への本能」。と、言うと分かりにくいので「自己破壊欲求」とでも表現した方が良いと思います。「生きること」につきものの悩み葛藤から生じる、攻撃ともなる自己破壊の欲求。これは「エロス」の影のようなもの。「生きよう」とする意志は「死なない」という意志と同じであり、それは「タナトス」の存在がある故に湧き上がるもの。

補足的に言えば、タナトスは「破壊への欲求」で、そこからまた「再生」する力が「エロス」。とすれば、対立概念というより、どちらかがどちらかに勝るというものではなく、位相(似たようなもの、という程度の意味で)として現れるものと考えられます。つまり、ちょっとの「差(気分、状況…)」でどちらかが出てくるという事です。ちなみに、これらは「自己」の中に現れるもので、「他者」に対して現れるものではありません。

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