「不思議」「怖い」「変」を普通に考える。タイトルバナー

補足説明※22「事実婚」


補足 ■以前には「内縁」という言葉があり、形としてはそれと同じような、婚姻届を出してはいないが「事実上」男女二人の間に夫婦という認識があり、他者もそう認めるものを一般に「事実婚」と呼んでいますが、それでは「内縁と呼称が違うだけ?」という疑問が出ます。

■内縁の場合は、他に戸籍上の婚姻関係がある場合は「重婚的内縁」というややこしい関係になりますが、要は「愛人関係」というニュアンスが強くなります。本当の重婚(重ねて婚姻をする)は民法で禁止されています。ですから、「重婚的内縁」とはほぼ「不倫」です。現在では、愛人であっても、内縁であることを自他ともに認められれば、法的に相続の対象となりますし、その相手との間に子供がいても嫡出子として認められます。

■「事実婚」の場合は、男女それぞれに他の配偶者は無く、世帯を一つにすれば事実上の夫婦として、「一定の法律上の身分を認める傾向」にあります。子供が生まれれば婚外子ですが、「内縁」同様(本来同じ?)、最近までは「非嫡出子」とされていたのが「嫡出子として認める」判決が出ていますから、相続等の対象にもなります。

■「事実婚」という言葉が生まれた背景には「夫婦別姓」でありたいという理由が大きいようです。別姓であれば、結婚に伴う免許証やクレジットカードなどの変更手続きという煩雑さは発生しません。まあ、それ自体は特段のメリットではないでしょうけど。

■前述した「他の配偶者が無く、同一世帯」であれば、互いの続柄を「夫(未届)」「妻(未届)」といった続柄記載が認められます。

■まだまだ、法的に「婚姻届」を出す出さないでは様々な問題はありますが、何故「事実婚」なる一般呼称が生まれたのかは、ライフスタイルの変化による要因が大きく、「法律学」的にも議論・検討の対象になっている様子です。

■先の「夫婦別姓」もそうですけど、男女がお互いに「自立した存在でありたい」と願い、その上で「準婚姻(?)」的な関係・状態を自らの意思として選択するケースが増えてきたということです。つまり「私的な事を法的に制約されたくない」という理由からでしょう。

■しかし、現時点で一応の市民権を得ている「事実婚」も子供ができるとやはり様々な問題が顕在化し、その時点で婚姻届を提出するケースが多いようです。まあ、そうなれば「事実婚」から「できちゃった婚」となってしまう訳ですが…。

■いずれにしても「結婚(婚姻)」に対する考え方・在り方・価値観が、社会的にも個人的にも大きく変化してきているのは間違いないでしょう。

■ちなみに、「結婚式を挙げているかどうか」だけなら、「無式婚」と「要式婚(形式婚)」という区別の表現があるようですが、まさに形式だけの事です。

補足説明 目次へ



【商品検索】Powered by Amazon

↑「すべて表示」をクリックするとAmazon.co.jpの検索結果一覧に移動します。

■これからギターを始められる方のご参考にでもなれば。
木の音 バナー
「雑学を楽しむ」サイト
テキトー雑学堂 バナー
「花を楽しむ」サイト
花を飾る バナー


■サイトポリシー ■プロフィール
■お問い合わせ
ページトップへ戻る

Design by Megapx / Template by s-hoshino.com
Copyright(C) Ureagnak All Rights Reserved.