「不思議」「怖い」「変」を普通に考える。タイトルバナー

補足説明※18「ジニ係数」


補足 ■「ジニ係数(Gini coefficient)」を極力分かりやすく説明すれば、「社会の所得格差を測る指標」です。「所得格差」は「所得分配の不平等」といっても良いと思います。この係数自体、所得分配の不平等だけを表すだけの統計手法ではありませんが、それを表すのに使われることが多いと思います。

■係数の範囲は1から0で相対的な指標です。係数が0に近いほど「格差」は少なく、1に近いほど「格差」が多く遍在性が高いことを表します。ちなみに、このジニ係数を「相対的な指標」といったのは、絶対的な「社会感情」としての「平等」や「不平等」を表すものではないという事です。いくらこの数値が高くても「不平等感」が世の中にあふれているとは限りません。単純な事例でいえば、世の中の「最低所得者」の年収が1億円で、それが99%を占め、残りの1%が年収1兆円であったとしたら、不平等感や不満は現れないでしょう。ジニ係数は高くなりますが、その世の中は十分に豊かですから。また、社会保障が十分に機能している時も同様です。

■ただし、この係数が、統計的な数値としてその社会の「富の偏在」を表すものであることは間違いありません。

■下の図は「世界各国のジニ係数」です。

※グラフが見難い場合は、下記「特定非営利活動法人JADE-緊急開発支援機構」URLに元のデータがありますので、ご確認ください。

https://jade-ngo.seesaa.net/article/169169128.html



■ちなみに、社会が騒乱などで不安定になる警戒ラインは0.4であるようです。日本の数字は中国、ロシアやアメリカよりは低いですが、韓国、EU諸国やオーストラリアよりは高くなっています。そして、0.4という境界線が間近に見えている数字です。中国、アメリカ、ロシアは警戒水域を超えています。

■ちなみに、ジニ係数の算出には「ローレンツ曲線」が使われます。「物事の集中度合い」を把握するための手法です。

※グラフが見難い場合は、下記「Wikipedia」URLに元のデータがありますので、ご確認ください。

https://ja.wikipedia.org/wiki/ローレンツ曲線



■縦軸は「所得(%)」、横軸は「世帯(%)」です。緑色の線は「完全な平等状態」、青色の逆L字型(殆ど軸線に沿っています)の線は「完全な不平等状態」です。緑色の線を基準(均等分配線)として、赤色の線(これがローレンツ曲線)とで囲まれる部分の面積を2倍したものが「ジニ係数」です。緑色の均等分配線がローレンツ曲線と一致する時、面積は0となります。青色の線で描かれた線と緑色の線との面積の2倍を「1」としてその「比率」を比較の尺度とします。グラフ上で均等分配線(緑色)との面積が広ければ広いほど、対象の「集中度合い」が高い、となります。実際にローレンツ曲線を算出するには複雑な関数の計算が必要(文系で、統計学の門外漢は力尽きます…)となりますので、概念として理解した方が良いかと思います。要は、理想的な状態からの「偏差」を係数化するという事です。

補足説明 目次へ



【商品検索】Powered by Amazon

↑「すべて表示」をクリックするとAmazon.co.jpの検索結果一覧に移動します。

■これからギターを始められる方のご参考にでもなれば。
木の音 バナー
「雑学を楽しむ」サイト
テキトー雑学堂 バナー
「花を楽しむ」サイト
花を飾る バナー


■サイトポリシー ■プロフィール
■お問い合わせ
ページトップへ戻る

Design by Megapx / Template by s-hoshino.com
Copyright(C) Ureagnak All Rights Reserved.