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変 その31「集団的自衛権? せっかくの言い訳を捨てるの…」


日本国憲法昨今の新聞やTVでその文字を見ない事がないとさえ思える「集団的自衛権」とやら。そりゃ確かに、日米安保は「軍事同盟」だから、まともに考えれば、当然それは同盟国に課せられるものですけど、憲法九条をタテにしてそれをズッと逃れて来れたのに、そのせっかくの便利な「言い訳」を、捨てようとしているのですかね、今の○○政権は…。矛盾しているといえば、もともと憲法九条があるのに他国と「軍事同盟」を結んだというのがそもそもの矛盾です。まあ、相手がアングロサクソンだから、無理も通されるけど…。

「解釈改憲」とうのは、そもそも法律が文章である限り、可能ではありますが、その解釈も「行政解釈」「司法解釈」「学術解釈」とあって、これっていうのは、一致する事がまずあり得ません。だから、裁判所がある訳ですけど、違憲・合憲を言う前に、隣りで揉め事が起こって、それに巻き込まれそうなのを「いや、うちは先祖からの家訓で、人の揉め事には立ち入らない事になってますから」みたいな便利な「言い訳」を、捨ててしまうんですかね。もったいない…。事実、そのおかげであの太平洋戦争から半世紀以上も「戦争」をすることなくここまで来たのに。

私は「改憲派」か「護憲派」かと聞かれれば、「護憲で改憲派です」と訳の分からない返事をします。どういう事かといえば、今の憲法そのものを変える必要性は殆ど感じていないのですが、如何せん、文章がちょっと…。やはり、元が英文だからなのでしょうか。日本国憲法前文の「日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した」の部分ですけど、この中の「人間相互の関係を支配する崇高な理想」ってのが、よく分かりません。というより、変な文章だし、「理念を掲げる」前文だから、といえばそれまでですが、要らぬ「修辞」ではないでしょうか。日本語としてちゃんとした、もっと「筋骨隆々」としたものに変えてほしいのです。だから「赤ペン改憲派」とでもいうべきか…。

そんな「在りもしないもの」を掲げてどうするのですか? ですから、正しく美しい日本語に修正しましょうよ(美しいは余計か…)。変な表現はまだありますよ。二十五条の「健康で文化的な最低限度の生活」っての。本サイトの「変その28」でも書きましてけど、誰かこれを「数字」か何か、もっと客観的に分かるものにしてください。現実には、生活そのものが破綻に追い詰められている人がたくさんいます。これって「多分、生きるか死ぬか半々程度の生活」って事でしょうかね。

で、話を元に戻して「集団的自衛権」ですけど、今の「PKF派遣」て"Peacekeeping force" は "force"ですから、「PKO:Peacekeeping Operations」と違って、「軍」でしょ。米軍に対する物資補給や、海上給油だって、後方支援は立派な、戦況さえ左右しかねない軍事行為ですよ。他の国は皆、当然、自衛隊を「日本軍」だと思いますよ。だから、苦しい立場なのは分かるけど、この辺にしておきましょうよ、「解釈改憲」は。現状であればそこら辺で何とか勘弁してもらえるのに。これが「集団的自衛権」なんてなったらもう逃げ場はなくなりますよ。

もう一度言いますが、せっかくの便利な「言い訳」を捨てるなんてもったいない。憲法九条をタテにして半世紀以上も戦争から逃れてきた努力が水の泡です。相手はアングロサクソンですよ。その集団的自衛権を口実にして、東アジアの国を平気で攻撃しますから。まさか、今の政府はそれに協力しようとしているんじゃないでしょうね。

日本国憲法の文章も変だし、その変な文章で戦争の危険性を上げようとしているのならこれぞまさに「牽強付会」。で、「変」。某新聞の世論調査で、「東アジアの平和を脅かす要因」として、お向かいの国は、ほぼ半数から三分の一以上が「日本の軍事力」と答えています。だ・か・らぁ、彼らは日本国憲法を読んでないんだって、殆ど…。読んだとしても、変な日本語だし。集団的自衛権の議論なんて、いざ時に一番役に立つ「言い訳」の発信まで失ってしまうという事ですよ。

もったいないから、取っておきましょうよ、「解釈改憲」無しで憲法九条はそのマンマ。減るものじゃなし…。

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