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変 その28「憲法第二十五条 健康で文化的な最低限度の生活…?」


日本国憲法の第二十五条、「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。」とありますが、「健康で文化的な最低限度の生活」とはどのようなものでしょうか? この「権利」の行使とはどのように行えばよいのでしょうか? これは国民の「生存権」の規定であると同時に「国の社会的使命」であると学校では教わりましたが…。

その意味が分からなくなるようなニュースを度々、目にします。今日2014年3月7日、朝日新聞の朝刊一面に載っていた記事を読んで、いよいよ、先の「憲法二十五条」の規定が分からなくなりました。

記事の内容を要約すれば、まず、国民健康保険の滞納が増えて、厚労省が市区町村に徴収の強化を指示したとの事。このレベルの事だけなら分かります。しかし、実際にやっていることを見ると全く訳が分からなくなります。月の収入が15万円の建設作業非正規労働者(この言い方、ウンザリですね…、マスコミはもっと知恵がないの?)の給料から天引きで約7万円の国保の保険料を差し引いたとか。保険料の滞納額が30万円になったのを機に、だそうです。その方の手元には月約8万円しか残りません。家賃などを払えば、手元には2万円ほどしか残らないとか…。それを月30日で割れば1日666円…。国はこれで「健康で文化的な最低限度の生活を営める」と思っている訳ですね。それでは国に聞きたいのですが、最低限度って、「いったいどんな生活なんですか? 1日100円で出来る生活? 200円? 300円?」。

その方は58歳で糖尿病と高血圧を患っていて、給料が「国民健康保険」に差し押さえられてからは、自己負担分のお金がなく、「薬も飲めない」そうです。そうした、給料や財産を差し押さえたのは、2012年度で約24万件に上るとか…。中部地方のある自治体の話では、「差し押さえている対象のうち、払えるのに払わないという悪質なものは、全体の1割にも満たない」そうです。要は、生活に困窮している弱者から強制的に金をむしり取り、更に生活を困窮させているのが「国民健康保険」だそうで…。

憲法二十五条でいう「最低限の生活」というのは「多分、死にはしないだろう」という辺りが最低限なのでしょう。

怒りの暴言を一発!「そんなの、安全を担保するはずのエアバッグが膨らんで人を殺すようなものじゃないかよ! 国民健康保険なんて呼ぶな! 国民不健康保険、金のない者は日本国民ではありません、ってハッキリ言えよ!」。

本サイトの「思いその21」で書いた、全く無礼な区役所の対応も、国民健康保険についての救済措置を相談に来た区民に対してのものです。本サイトは「社会批判」を目的に公開したものではありませんが、これはこの国が完全に「有機的な政治機能、行政機能」を失っているという証拠であり、全く、税金を払う気が無くなります。市区町村の職員は一般市民の金で生活を成り立たせ、その仕事として一部の一般市民の生活を崖っぷちに追いやっているという事ですか。

これは「不思議」「怖い」「変」が同時に湧き上がってきます。

そもそもは不況のおかげで「非正規労働者」なる非差別的労働環境の中に追いやられる人が増えているから、このような事が起きる訳で、元の責任は「国」にある訳です。憲法二十五条が「国の社会的使命」と習いましたが、もう、それは国自ら返上した方が良さそうですよ。「国は何もできないんだから、みんなで勝手に自己責任でお願いね。その代わり税金要らないから」って事にしませんか。よほど、スッキリとしますよ。

他日の記事で、あの3・11の東日本大震災で、想定を上回る津波のせいで○○電力が経営危機に陥った、というような予定調和的な発言が目につきましたが、真実は、ちゃんとした企業だったら、不測の事態にも対応できています。○○電気が社会的に無知・無能な企業になっていたから3年経っても先が見えないんです。まあ、国も同様、という事ですね。不況を克服できないとしても、その中で「守るべき」国民を追い詰めています。○○電気にも公共性など、もう微塵もありません。もし、「痛み」を強いるのなら、国民全員に均等に強いるべきでしょ。弱者にばかりしわ寄せが行くのは、全くピーターの法則(補足説明※11)通り「組織は腐る」からでしょう。○HKも肥料にしたいくらい腐っています。

あーっ、こんな「やるせない」事を書くためのサイトではないのですが、書かざるを得ませんでした。特大級の「変」ですから。しかも、日常生活の中にコロリと転がっている…。

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