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変 その27「もうやめましょうよ 非正規なんて変な呼び方」


ウンザリまだまだ新聞やテレビ(マスコミ)で「非正規雇用」なる言葉を見かけます。もういい加減にしませんか? そんなデタラメで「変」な呼称…。私は「差別用語」であると思っています。この編でこの件について書くのはこれで確か四回目だと思いますけど「その2、その16、その17」、もう書くのを止めようと思っていたのですが、あまりのアホらしさにムカつくのでもう一回。これでこのテーマは最後にしようと思います(多分…)。

突っ込みどころ満載なんですよ、マスコミさん。「労働法」なる言葉がありますが、そのような呼称の法律はなく、労働者に関する根幹的な法律である「労働基準法」「労働組合法」「労働関係調整法」を労働三法と称し、他にも「最低賃金法」「雇用対策法」「職業能力開発促進法」「労働者災害補償保険法」「雇用保険法」等々、様々な(ややこしい…)法律があり、労働法とはその総称として習慣的に使われているのでしょうけど、その目的とするところは労働者の権利の保護です。まあ、概観すれば「労働者」は法律で相当に保護されていますね。

で、言いたいことは、その法律の中に「正規雇用」「非正規雇用」などという法律用語はありません。「正社員」なんて用語もありません。基本的には「雇用契約を結んだ労働者」がいるだけです。この契約に関する規定がいい加減といえばいい加減。会社が便利に使っているのは「業務委託」「契約社員」なるもの。パートやアルバイトもそうかな? これ、興味があったら調べてみてください。テキトーですよ。そもそも「業務委任」という用語がありますが、「委任」とは「代行」の意味です。これが「委託」に準ずる(区分が曖昧)ものとなっていますが、新解さんでは「すっかり人に任せて頼むこと」となっています。しかし、現実には会社に支配されます。「すっかり」任されません。これはまず会社の「社会保険逃れ」「雇用義務逃れ」で、それが横行するため、裁判所は「会社の実質管理の元にある(出勤、業務命令、諾否の不自由、業務場所の指定等)」場合、それを「積極的雇用要件」として、「委託」ではあっても「雇用」として認める傾向にあります。

文章が固くなりましたので、ちょっとくだけて…。もう一度言いますよ、非正規なんて「差別語」、マスコミが堂々と使ってるんじゃねえよ! って言いたいのです。何時になったら気がつくんでしょうかねえ。この国は法律的には労働者を全て同等に「保護」しています(筈)。しかし、問題はその運用が殆ど会社任せという事です。だから好き勝手にやっているようなもので、会社自身が平気で労働者を差別しています。働いている人間自体も「俺は正社員だ」とか「あいつは契約社員だ」とかいって、差別を行っている訳ですからもうどうにもなりませんわ。親分がバカなら子分もバカ。

マスコミは如何にも「非正規社員」の増加を憂えているような事を書いたり言ったりしていますが、どうだかねえ…。今現在でその比率が38%弱。予測では2020年辺りで逆転するとかですが、それが問題なんじゃなくて、その「区分」が問題なんですよ! 比率っていうのは「比較できるもの」があっての事でしょ。そもそも、そんな「区分」はないのです! あるのは「差別」だけ。マスコミ各社だって、会社であり、内部は差別だらけです。

どうせこのテーマ書くの、これが(多分)最後だから、暴言(正論)ブッ放し! 雇用で働く者はみーんな一緒。正社員とやらも、契約社員とやらも、パートもアルバイトも、犬も猫もカボチャも大根も(働いていれば)、ぜーんぶ一緒。あるのは「雇用」ではなく、本来的な「契約」のみ。働く者はみんな、「個人事業主」。申告も全部、自分でやる(それが普通)! 役職も契約。ダメなら契約の更新なし。で、次の人。去るも自由、残るも自由。

この形がおかしいと思われますか? だったら、野球やサッカーの選手はどうなります? あの形が一番、分かりやすいんですよ。国もややこしい法律ばっかり作らないで、現実的な行政能力が無いからそれを「会社」とやらに押し付けるのやめて、憲法にあるヘタクソな文章ではあるけれど、「文化的な最低限の生活(第二十五条)」とやらを保障するセーフティネット作りに集中すればよろしいのでは。

ちなみに、私は「個人事業主」で、会社とやらと業務委託契約をすると「非正規社員」になってしまうという実に不思議な生き方をしています。

もうそろそろ気が付いてよ、マスコミさん。頭は良いんだろうから。あなたたちの書いたり言ったりしている「非正規」というのは、現実に糾弾すべきことなのではなく、あなたたち自身が生み出している「差別用語」に過ぎないってことを。要らん事ばかり言ってネタを作らないように。

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