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変 その24「毒にも薬にもならない正論 それで…?」


蚊取り線香「正論」という言葉を、愛用の新解さん(国語辞典)で引いてみると「正しい議論。(多くは、実際には採用されたり、行われたりすることがない)」「―を吐く」とあります。まさに新解さんの本領炸裂! 思い切りネガティブな解釈じゃないですか。斜めに読むと「毒にも薬にもならない論」と取れますよ。

今回の某○HK新会長(籾井)の「就任会見:よくあるお騒がせ発言」は全く脱力系の、まさに「毒にも薬にもならない正論」。まったく、こんなのがマスコミの一部(決して社会的に小さくない存在)にいて、クモの巣が張ったような法律を盾にして、国民に金を要求しているのかと思うと、怒りなどという高尚な感情の対象にすらならず、「ズルッ…」と来るような「呆れた感」に見舞われてしまいます。そもそもがここの「政治的中立」が建前に過ぎないのは当たり前の事(あり得ない)ですが、これは「政治的」でも「中立的」ですらない事です。発言の場がオフィシャルなものではないと思って、という事らしいが、この方、プライベートではどんなアホな事、言って暮らしているんでしょうね。

私はこの発言、別にどーでもいい事と思いますが、もしオフィシャルな場で聞いたとしたら、「それで…?」と聞き返したくなります。会長になれた事が余程嬉しかったのでしょうか、気持ちよかったのでしょうか、新聞で見る顔がどうにも貧相な「ドヤ顔」に見えましたよ(失礼)。某○HKには数千の視聴者から意見が寄せられ、殆どが批判で、肯定的な意見は二割程度だったとか。批判なんかしちゃダメだって。本人、勘違いして喜ぶから。「俺も少しは大したことを言えるヤツなんだぜ」とか、って…。肯定する人って、何を肯定したのかね? 先に書いたように、別に言ってる事自体はどーでもいい事と思いますけど、「うん、良く言ってくれた!」とか…?

この手の発言をする人は(経験的に)それなりの家庭に育って、それなりの学歴持っていて、それなりの会社でけっこうな給料取っている人が多いです。おそらく、人生で逆風が吹いたことも転んだことも、悲劇といってもせいぜいが「失恋」くらいの経験なんでしょう。つまり、あまり「考えた事がない」人たちのような気がします。「覚える事」は頑張ったのでしょうが。

先の新解さんにあったように、正しいのは正しくても「毒にも薬にもならない正論」というのは、例えば、「悪いやつは逮捕しなくてはいけない」「人を殺すのは殺人だ」「カブトムシの足は六本、タコの足は八本」「免許がない人は車に乗ってはいけない」「よし、それはそれでよろしい(どうしろっていうの…)」「ドイツやフランスと日本は言葉が違う」…。なんか、書いているとドンドン…、力が抜けて行きます。

本来、意見、考えというのは自由なのですが、「世に問う」とか「議論」という事になれば、インタラクティブ(双方向)な場面が発生し、言葉のやり取りへと発展していくのですけど、その際、言葉のアクション&リアクションとして、 "Yes or No" 、もしくは "But" 、「私はこう思う、なぜなら…、…しかし」という形でつながって行くものですけど、この手の正論には「発展性」も無く、「はあ…」で終わってしまいます。だって、「カブトムシの足は六本」と言われても、答えようがないじゃない、ねえ。

某○HK新会長の発言はハッキリ言って「この国の民度」をモロに現しています。私の目には、新事業開発の議論を喧々諤々としている熱い会議室の中で、腕まくりをし、スックと立ち上がって皆の目を集め、おもむろに「今日の晩御飯は炊き込みご飯に決めた!」と言い放って辺りを睥睨し、「俺には決断力があるんだ」と言わんばかりにドヤ顔をする、見た目にはフツーの役職サラリーマン、といった姿に映ります。「いや、そうですか。まあ、ねえ…」、ってな感じに周りはなるでしょうねえ。なんか、信念でもお持ちになって話されているのでしょうけど…。そんな事、○HKの経営には関係ないと思いますが…、新会長さん。暇なのねえ。カッコいいとこ見せたいのなら、選挙にでも出て、国会でその議論やればいいのに。

お向かいの国と言い争いしてる事、一番言いたいことがある筈の、あの戦争で死んだ人たちはもう何も言えない訳です。耳でも塞いでおいてください…。聞こえないか…。

まったくもって、膝の皿がコロンと落ちそうな気分ですわ。

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