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不思議 その78「医療や介護の現場でよく言われる お迎え現象」


お迎え イメージ人から聞いた話ですからその真偽のほどは分かりかねますけど、医療や介護の現場にいる方々の間では「お迎え現象」というのが良く知られているとか…。「お迎え」ですから、これから亡くなる方の枕元に、既に亡くなった方たちが立って、あの世への道案内をしてくれるという事です。まあ、よく「お迎え」が来るとは言いますけど…。で、その現象が起こるのは「在宅」での最期の時が87.1%で、「病院」での場合は5.2%と、わずかです。病院だと、お迎えの人も場所がよく分からないのでしょうか…。しかし、なんでそんな詳細な数字があるのでしょうか。

これはWEBに在った情報なのですけど、ある医療法人の医者が、多くの患者がその死期が近づいた時に、「お迎えが来た」と話すことを不思議に感じ、他の社会学者たちと一緒に、これまでに看取った患者の遺族に「亡くなった人が、その前に誰かの存在や風景などについて語ったり、感じていたような様子はなかったか」を尋ねるアンケート調査を行ったというのです。その結果、三百数十の遺族から回答を得て、そのうちの42.3%が「亡くなる前に『お迎え』が来たようなことを語っていた」と答えたそうです。その時の、亡くなられる前の方の様子ですが、「普段通り」「落ち着いた様子」「安心したようだった」などの回答が45.8%で、「不安そうだった」「悲しそうだった」などの回答は36.8%であったそうです。まあ、それぞれという事ですね。

その「お迎え」に来た相手は、「亡くなっている家族や友人」が52.9%と多く、飼っていた犬や猫が現れるケースもあったそうです。そして、「お迎え」のあった人たちの最期はそのほとんどが「穏やか」であったそうです。こうした現象は、「せん妄」という、脳の機能が低下して起こる「症状」と説明されることが多いのでしょうが、その症状には、妄想、幻覚があり、時には攻撃的になる(興奮するのか)事もあるようで、話す内容は混乱していて、恐怖に怯える場合もあり、苦痛を訴える場合が多いようです。前述の「穏やかな最期」とは程遠い状態です。もっとも、「お迎え」なるものが、おとなしい「せん妄」であると言われれば反論は難しいでしょうけど…。

「せん妄」でなくとも、「認知症」の場合に「家の中の風景が見える」とか「遥か昔に死んだ夫が来た」とか「知らない男性がたくさんいる」とか、幻視が起こるようです。これも「お迎え」なるものと区別するのは難しそうですね。後頭葉の血流が悪くなることで起きるようですけど…。私の父親は、無くなる少し前に「昨日、閻魔さんにおうて(会って)来たんじゃ。ああ、天井をトカゲが歩いとるわ(方言)」なんてことを申しておりました。これは、「認知症」を発症していました…。

さてさて、では「お迎え」というものを、肯定的に捉えることは難しいのでしょうか。私はこの「お迎え」を信じています。その理由は本編の「その3」に書きましたが、子供のころ、近所の人がうちのはす向かいの空き家の陰にある木で、首つり自殺をした夜(真夜中)、窓の外がボンヤリと明るく、何人もの人がザワザワとしているような音が聞こえました。今でもハッキリとその時の感覚を覚えています。あれは何だったのでしょうか…。「お迎え」が来ていたのでしょうか…。

考えるに、それは「人が最期を迎える時に何らかのエネルギー(想い?)を放ち、それに感応したものが現れる」という事ではないかと。その時に、何やら金属の玉のようなものがカラコロと自分の体の周りを回っているような妙な「音」を感じました。その時は、自殺という、「天寿」とは違う、何かどうしようもない想いをもって最期を迎えた訳ですから、そのエネルギーも大きく、近くにいた自分が生身で感応してしまったのかもしれません。もっとも、それほどロジカルに納得できる説明が可能な出来事ではないのでしょうけど。

ただ、私自身は死ぬことを「0」となる事であるとは考えていませんので、次の「生」へと転じていく際に、何某かの現象を伴うのだろうと思っています。そのひとつが「お迎え」…。この編の「その35」に「輪廻転生」の事を書きましたけど、われわれは命の「再生産」を繰り返し、この世界の中にいるのだと信じています。その世界をあえて言葉にしてみれば「時空連続体」かもしれません。安直な表現かもしれませんけど。「お迎え」とはその中でのつながり…。

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