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不思議 その73「神様が蓋を開けてみたら、人類はもう滅びていたりして…」


考える子供のころから、どうでもいいようなことをツラツラと考え続ける「デイドリーマー (Daydreamer):白昼夢 (Daydream)」としては、オヤジになっても同様に頭の中が意図せず勝手に動きだす時がよくあります。「何で…?」なんてどうでもよくて、それが意外と面白いのです。今回は頭の中に「時空連続体」「シュレーディンガーの猫」「人類が滅びる時」なんてワードがフワフワと漂っています。だから、そこに理由なんて無いのです。まるで三題噺のお題のように三つのワードがふと重なった時、思考実験が始まります。

あの…、余談ですけど、けっこう「三題噺」って企業の入社試験に出てきたりしますよね。要は、物事をまとめる力を見るためとか。まあ、それを安直と思うのは置いといて、この三つのお題から一つの話を創る三題噺が「苦手だ」って人、多いように思います。私は面白くて好きなのですけど、おそらく、苦手だという人は三つのワードが並列になってしまうのだと思います。それだと、どこから話のきっかけを創ってよいやら分からなくなります。三つの言葉の中で、自分が一番それに関して知識の引き出しをたくさん持っているお題をまず一つ選んで、そこから考え始めれば、残り二つのお題なんてテキトー、もしくは強引にその中に取り込んでしまえばいいのです。

で、三題噺です。じゃなくて、これはデイドリーマーの「思考実験」なのです。勝手ながら。まず「時空連続体」という言葉が真ん中に来ます。これは、兄弟サイトの「テキトー雑学堂」の「文学・評論 その37」の中で書きましたので興味がある方はご覧ください。その「時空連続体」というワードから、時間と空間が一体となった「箱」のようなものがイメージとして湧き上がります。「時空連続体」とは四次元でしょうから、三次元(空間)の座標に「時間」という軸が加わった次元です。次元(補足説明※42)を簡単に言えば、「ある位置を特定するための変数がいくつ必要か」ということで現れてくる世界です。地球上なら緯度と経度の二つで示すことができますけど、四次元となるとそこに可逆性のある(移動自由)な変数が加わります。それに初めと終わりがあるのか、閉じているのか開いているのかという真面目な疑問はこの際置いといて、まず、巨大な「箱」のようなイメージが湧いてきます。

で、「箱」には蓋が付いているのですけど閉じています。その中には「全人類」が入っています。で、何度も戦争をして、そのたびに多くの人間が死に、段々と「全人類」を何度も殺せるだけの兵器が作り上げられ、溜まっていきます。実際、終末予測なんて世界各地にあって、人類は何度滅びたことになるのか分かりません。その辺りの事は兄弟サイトの「テキトー雑学堂」の「人文・思想その8」に書きましたので、興味のある方はご覧ください。つまり、その巨大な箱の中には「自らの殺人兵器で滅びた可能性のある人類」と「話し合いにより全滅を避けることのできた人類」等々、様々な状態の人類が入っているのです。どうなっているのかは、蓋を開けてみるまで分かりません。原始時代の石斧くらいしか武器のない人類も、核兵器を持っている人類も「時空連続体」の中ですから、同時に存在しているのです。

ハイ、ここで「シュレーディンガーの猫」ちゃんがお題として出てきます。これは本編の「不思議 その7」に書きましたので興味のある方はどうぞ。シュレーディンガーさんが飼っている猫、じゃなくて、ノーベル物理学賞のエルヴィン・シュレーディンガーの有名な思考実験なのですが、簡単に言えば「箱の中に何かのきっかけ(確率)で毒物が出る装置があり、その箱の中に猫を入れておく」という状況を想定して、「箱の中を観測しない状態では、そこに死んでもいるし生きてもいる猫が存在するというバカげた状態を認めることになる」と、「状態は全て観測した人間の脳が認識したときに決まる」という考えに反論したのですが、それを先ほどの巨大な「時空連続体の箱」に応用します。

この巨大な「箱」には「蓋」が付いています。中には、「滅んでいるのやらそうでないのやら分からない人類」が入っています。シュレーディンガーの猫ちゃんと一緒ですね。中を見るまでは、「滅んでいるような滅んでいないような人類たち」がその箱の中にいます。で、「どないなっとんのや?」と気になった神様(神様が関西弁使うのかよ…)が、箱の蓋を開けてみます。さて、全人類はどうなっていたのでしょうか。「状態は全て観測した人間の脳が認識したときに決まる」ってのはいささか極端ですけど、「観測によって状態が分かる」ってのは事実です。で、神さまは箱の中をみて、「ふん…」と無言で箱の蓋を閉めました。ハイ、気になりますね、全人類がどうなっているのか…。

以上の話を〆ますと、「シュレーディンガーの猫」の思考実験を逆手にとって、「そういうバカげた状態が、あり得る」として時空連続体の「箱」の中の人類について考えると、とんでもない数の殺人兵器(核兵器等)の上で暮らしている人類は、まさに「生きているような、死んでいるような」って状態じゃないでしょうかね。現代と原始は可逆的な時間軸でつながっていますから同じ状況。

ハイ、お仕舞。え、三題噺が〆られてないって…? いいんです、私の中では〆になっているのですから。人類の存在なんて「どうでもいい」ってことです。つながった時間軸と空間の中で、何度でも滅びかけたり平和だったり繰り返すだけで、どうせ最後は確率的にどこかで…。

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