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不思議 その72「重要なのはバランス 対称の崩れが混乱を生む… らしい」


バランス「こんな夢を見た」。夏目漱石の「夢十夜」風のお約束でいけばこんな書き出しになるでしょうか。私個人は自分が見た夢に殊更「意味付け」をしたり、占い的に捉えたりするのは好まないのですけど、何とも不思議としか思えない夢を見ることがあります。夢で見るのは「自分の頭の中にある材料(記憶、考え~)」で組み立てられるものだと思いますが、「なんでそんなことを自分の頭は考えているのか…」と思わざるを得ない夢をたまに見ます。まあ、世の中には異次元からのネットワークが干渉して「夢」となるなんて考え方もありますけど、否定するつもりは全くありませんが、その辺りをあまり深読みしすぎると訳が分からなくなりそうなので(もしくは勘違いを起こす)、あまり、「夢」というものをいじくらないようにはしています。

とはいえ、不思議やら面白いやら、そんな夢を見た時には少しばかりその余韻に耽りはします。で、その不思議で面白かった「夢」とは、文字で整理すればこんな夢です。

お医者さんに相談しています。目の前の女医は若くてきれいな方(それ自体に意味があるかどうか…)です。私がいま飲んでいる薬を差し出して、「できれば、薬の量を減らしたいのですけど」ってなことをお伺いすると、その薬を見てその女医が答えます。「そうね、別にどうでもいい薬と体のバランスを崩すかもしれない薬があるから、どうでもいい薬だけ飲んでおけば」。私、「はあ…、どうでもいい薬なら、飲んでも仕方がないんじゃ…」。女医が気だるそうに答えます。「どうでもいいんだから、飲んでも差し支えないのよ。問題なのはこっち…」、そういって目の前の薬を二つに選り分けます。「こっちはどうでもいいけど、こっちは飲まない方がいいわね」。私、「えっと…、それはどういう意味でしょうか?」。女医、真顔で答えます。「このどうでもいい方はもともと体の中にもあるから、その量が増えるだけだけど、こっちは体の中には無かったものでできているから、体のバランスを崩す可能性があるの」。

つまり、こういう事であるらしい。もともと体の中にあるものであれば問題ないが、体の中に無かったものは本来的な体の組成に入らぬものを加えてそのバランスを崩す可能性がある、と。故に、厳密に言えば、生まれた時の体と違うものになって、人の体のホメオスタシス(恒常性:補足説明※62)が狂ってしまう可能性があるとか…。女医が、独りごとのように言います。「最近多いのよね。こんなのが」。私、どう反応してよいのやら、戸惑い気味で沈黙。

すると、場面(夢の中です)が、演劇のドンデン返しのように全く違った景色に変わります。夢ですから多少の具体性はあってもイメージですので、それをできるだけ文字で表現すると、古びた墓石のような、大きな石板が二つづつセットになって三段重なって浮いていて、その間に八の字のメビウスの輪のような形の何だか分からないものがこれまた浮いていて、全体にユラユラと動いているといった景色が目の前に現れました。で、その両脇には白っぽい服を来た男女が左右に立って、その浮いているオブジェと言いたくなるような物体を眺めています。男の方が言います。「ちょっと、バランスが崩れている」。女の方がそれに答えて言います。「そろそろ、反転させた方がいいかも」。

私、その景色に戸惑いながら尋ねます。「あの、それは何なんでしょうか…」。男の方が無表情で答えます。「何って、今言っただろ。バランスだって」。私、「バランスって、何の…?」男が言います。「世の中の、だよ」。私の存在を無視して、女の方が言います。「もう、反転させましょう」。男が頷くと同時に辺りが眩暈のようにユラッとしたような感じになりますが、目の前にある光景はそのままです。私、何が起こったのやらで無言。で、気が付くと、その空間には上も下も何もなく、足の下にも何もなく、全てが宙に浮いていることに気が付きます。

話を端折りますけど、どうもこういう事らしい。この世(世界? 宇宙?)にはそのバランスがあって、今いるのがその中心らしく、どこかで何かが起きれば全体の対称性、つまりバランスが崩れ、その岩の装置(?)のようなものでこれを修正しているようです。二人の男女はその見張り役といった所でしょうか。なんでもこの世は、全てバランスで出来上がっていて、それが崩れると混乱が起こり、最悪、消滅してしまうそうです。その、バランスを崩す要因は、どこかで何か(誰か?)が「要らぬこと」をした時。何もなければ「世の中」はバランスを保って安定して存在できるそうです。その「要らぬこと」とは、本来安定している元素(宇宙の自然な物質)を分解したり、作り変えたりした時らしい。って、「核分裂・核融合」とか「意図的(人為的)化学反応」のこと?

バランスの本質とやらについて、女が言います。「あなたたちも巨石文化(有名なのはイギリスのストーンヘンジ)を持っているでしょ。でもすぐにどうやって作ったかばかり考えて、そこに何千年もの『バランス』が存在しているという一番大事なことをあまり考えないわよね」。そう言って、クスリと笑ったように見えました。世の中のバランスが崩れるとその「装置?」のようなものを「反転」させて、「要らぬこと」を消してしまうとか。ゴミ箱をひっくり返して、ゴミを捨てるようなものですかね…。消されるのは何なんでしょうか?

以上が「不思議な夢」の概要です。この夢は何やら、本を一冊読んだような感覚をしばらく自分の中に残しました。で、ちょっと考えてしまいます。あの宙に浮いた岩の装置(?)は、日本の神話世界で言う「天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)」を始めとする「別天津神(ことあまつかみ)」で、その左右にいた男女は、「伊邪那岐命(いざなぎのみこと)」と「伊邪那美命(いざなみのみこと)」…。そんなイメージの中をフワフワとして楽しんでいます。

この辺りの事は兄弟サイトの「テキトー雑学堂」の「人文・思想 その11」に書きましたので興味がおありの方はぜひ。と、自サイトのPRで〆…。

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