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不思議 その69「キリンの首は、ある日突然に伸びたのか… 中間のない進化?」


キリン「不思議」という領域は実に広いもので、「不思議」と感じないものは無いと言っても過言ではないと思います。全てが「当たり前」のように語られる現実ですが、本当に本当に「そうなのか?」と考えてみれば、シュワッと頭が気持ちよく泡立ってきます。説明はできない、分からない、でも興味がある。だから考えてみる。で、「不思議」の世界はさらに広がっていきます。日常生活の中で何気なく目にしていることに、「何で…」なんて考え始めたらキリもありませんけど、考えないのも勿体ない事です。何やら、禅問答の様な書き出しになりましたが、話を本題へ。今回の記事のお題は「キリン」です。ハイ、あの、動物園でほぼ100%お会いできるポピュラーな動物で、キリンの檻の前で、ロダンの「考える人」みたいになって固まっている人を見かけたことはありませんが、考えてみれば誠に不思議なのです。何がって…? あの首です。

キリンのあの長ーい首…。なんで、長いのでしょう。「そんなの、決まってるだろ。他の動物よりも高いところに生えている葉っぱを食べられるように進化したからだよ」って答えが一番無難でしょうね。しかしながら、それはそうなんでしょうけど、「キリンの首はいつ伸びたのか?」なんて考え始めると、楽しいやら頭がふやけるやら…。ダーウィンの「進化論」から言えば、「個体差」で、首の長い個体が出てきて、それが生き延びるのに優位であれば「淘汰」が起こり、より首の長いキリンへと進化して生き残っていく、って説明でいいのでしょうが、ここに「進化論」の大きな「弱点」、と言うか、「進化論」懐疑者たちが指摘する大きな問題点があります。まあ、キリンに限ったことではないのですけど、特にキリンは分かりやすいので。

ダーウィンの「進化論」は前述の「個体差」と「淘汰」という概念がその根幹にあると思います。説明が重複しますけど、「個体差」なるものはつまり、ちょっと他のものよりも首の長いキリンがいて、そいつは餌を食べるのに有利だから強い個体として生き残り、その後も「少しづつ」首の長いキリンが現れて、ついにはあのように高い木の上の葉を優先的にムシャムシャと食べられる種へと進化していった、と。まあ、キリンの首が長いということに関してはそんな説明になるのでしょうけど、ここで、何が「不思議」かって、「首が徐々に長くなっている中間種のキリン」の化石が全く発見されていない、ということです。まさに「ミッシングリンク(Missing-link):補足説明※58」。進化の中間がつながっていないのです。

で、例えば、ある日ド派手な「突然変異」が、キリンのご先祖様である「シバテリウム(Sivatherium ):見た目は牛と鹿を合わせたような感じ)」からいきなり首の長い今日の様なキリンになったとしましょう。首の骨(頸椎)の数は同じように7つですから、それが個々にいきなり伸びてしまったと考えればいいのでしょうか。ところが、そうは単純にいかないのです。あれだけ首が長くなって心肺機能がそのままだと、首の長くなったキリンさんは起きるたびに低血圧で貧血を起こして倒れてしまいます。キリンの長い首の先の頭に血液を送るためには260mmHg位の血圧が必要だそうです。人で普通120mmHg位ですから、超高血圧。つまり、首が長くなりました、ということだけではなく、そのために「身体の各箇所」がそれに連動して変化しなければ、キリンさんは首が伸びたことで、生存に有利になるどころか「生きていけなくなる」のです。

で、遥か太古のことだから分からなくても、なんて思うのですが、このご先祖のシバテリウムと思える動物がサハラ砂漠の壁画に描かれていたり、メソポタミアの遺跡からこのシバテリウムらしき像が出土しているそうなのです。メソポタミアと言えば世界四大文明のひとつで、その文明を興した古代シュメール人が活動していた時期は「新石器時代」。紀元前8000年くらいです。生物的進化の歴史から言えばついこの間まで、キリンのご先祖の首はまだ短いままだったようです。もう、「あ~る日突然♪ 首が伸び~たの♪」としか思えないじゃないですか。そのようなことがあり得るのでしょうか。それ以前に、種としてキリンが分化していたと考えるなら、「進化」が局所的に起こった、と、言うことになるのでしょうか。

興味深い考え方として、CATVの番組で紹介されている「古代宇宙飛行士説(ancient astronauts theory):補足説明※59」の考え方で行けば、古代に地球にやってきた「地球外知的生命体」が、地球の生物に対して、様々な「遺伝子組み換え実験」を行ったという可能性があるということになります。キリンはその遺伝子組み換えから生まれた生物である、ってなことに…。しかし、シバテリウムの首を長くすることに何の意味があるのやら…。その説では「人類」もその対象であったそうですけど…。

ハイ、この辺にしましょう。進化に際しての「中間種」が見つかっていないのは前述したように、キリンに限りません。化石が発見されていない(されにくい)ものがそうなっているのか、コウモリなんかもそのようです。いずれにしても、学術的に「まだ明確な確証がない」だけなのかもしれませんし、本当に人知を超えた存在・現象があったのかもしれません。考えてみれば、そのステージである「地球」「宇宙」なんてのが生まれたのも、気が遠くなるような「不思議」です。もちろん「生命」そのものも。それほどさように私たちの周りには「不思議」がコロコロと転がっています。「キリンの首」なぞ可愛い「不思議」なのでしょう。しかし、そこにどんな「答え」が未発見のままあるのか、そんなことを考えるとワクワクします。これだけの「不思議」の中に生きていると、「幽霊」なんてのも可愛いもので。出ると怖いけど、「知りたい」という人間の「好奇心」の前ではタブーなどないのです。って、あまり趣味的にのめり込むと、日常生活に支障をきたしますので、そこそこに。しかし、キリンの首は…。

「不思議」を考える編 目次へ


★怖い その41「素潜りでアワビの密漁… その岩陰に…」
★不思議 その31「水滴が…? どこから?」
★不思議 その27「人が壁をすり抜ける確率は? 電子のトンネル効果」
★不思議 その45「目を閉じているのに、何か見える…」
★思い その35「傲慢症侯群 傲慢は人格障害の一種 何を今更」


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