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不思議 その54「火球 隕石ですが、レーダーに映らないとしたら…」


考える 「火球(かきゅう:Fireball)」というものがありますが、要は「流れ星・隕石」で、大気圏に突入してその摩擦熱で高温となり、-3~-4等級以上の明るさで見えます。-4等級というとあまり明るくなさそうな数字に思えるのですが、「天体の等級」によれば、これは真昼にでも見える明るさのようです。私は田舎育ちですから流れ星などは珍しくも無く、夜の空では結構見ました。

しかし、これがかなりドでかい奴で、真昼の空に明かりを放ち、ましてやそれが「爆発」するとなれば「流れ星」などというロマンチックなものとは縁遠いものとなります。まさにミサイルでしょう。記憶に新しい所では、2013年、ロシアのチェリャビンスクで起こった隕石爆発があります。その際の衝撃波でかなりの人や住宅に被害が出たと報道されました。報道写真で見ると本当にミサイルが上空で爆発したような光景で、目撃した人たちは「他国の攻撃!」かとも思ったでしょう。

この、隕石が大気圏で爆発するというのは私も見た事があります。新聞でも報道されましたが、ロシアのものとは規模が全然違いますが、家の中で「ド、ドーン!」という音を聞き、運動会の昼花火よりも大きな音でしたので、窓の外を見ると、上空に薄黒い煙のかたまりが見えました。ニュースで「隕石が大気圏で水蒸気爆発を起こした」と解説していたように記憶しています。

ちなみに、以前に「球電(きゅうでん:Ball Lightning)」というものについて「不思議その26」に書きましたが、これは「火球」とは異なり、雷の一形態です(多分)。ですが、どうも昔の記録を見ているとこの両者が混同されているような向きがあります。まあ、見た目が同じようなものですが。戦闘機が追いかけられたとか、コクピットに入ってきてパイロットがパニクったとか。これは「球電」でしょう(明確に解明されている訳ではありませんが)。現在でも残っているその撮影写真を見ると、大きさも様々で、形もUFOのように見えるものもあります(実際UFOかも…)。また、「編隊」を組んでいるように複数のものが整然として飛んでいるものもあります。「宇宙ホタル」のように、宇宙船内の排泄物が船外で凍って光っている、ということでチャンチャン♪となったものもありますが、要はどれもこれも「光る物体が空中を飛んでいる」ということで、区分が曖昧です。どれがどれと云う事で明確に区分できるのでしょうか?

で、ある日、けっこう酔っぱらってCATVを見ていると、この「火球」についてのアメリカの番組をやっていましたが、これは「球電」のような気がしました。番組では、まばゆいばかりの超高速で上空を飛んでいる物体を複数の人間が目撃し、中にはそれが湖に墜落して、航空機の墜落かと思い警察への通報があちこちから入り、警察も捜査したとか記録に残っている事件(1960年代位)を紹介していましたが、火球が湖に突っ込めば、それは隕石が湖に落ちたという事でしょうけど、なんとそれは「縦列編隊」を組んでいたとか。しかし、捜索では何も見つからず、その時間にその辺りを飛んでいたような航空記録もなく、軍事専門家によれば、軍の戦闘機やヘリコプターがジャミング(ミサイルの軌道を狂わせる)のために打ち出す複数の熱球(正式には何と呼ぶのか…)が、見る角度によると規則正しい配列になることもあるとかで、結局はウヤムヤ。

たまにあるようですが、「火球」には「空中で爆発するもの」「地上に落下するもの」以外に、大気への進入角度によっては、水切りの石のように大気にはじかれて、再び宇宙へ戻っていくものもあるそうです。この場合は「光る物体が飛び去った」となるでしょう。隕石ですから速度は半端なものではないでしょうね。「UFOか!」となるのも当然でしょう。

しかし、それだけなら特段「不思議」とまで思うことでもないのですが、そうした「火球」の中には「レーダーに映っていないもの」があるそうです。「球電」はレーダーで捕捉できないという特徴を持っていますが、単独で飛行するという例は聞いたことが無く、航空機などの移動体を追いかける(引きつけられる?)ように飛ぶようです。固定された金属(伝導体)などに引き寄せられることもあるようです。電気だからと云う事でしょうか。

ただ、地上に墜落することも無く単独で、見た事も無い超高速で上空を飛んで行き、それがレーダーに映っていないとなると、何でしょう? その当時、既にアメリカでは「ステルス機」が開発中でしたが、まさか民間の地域でそれを飛ばすことがあるでしょうか。あり得ません。複数の目撃者の中には航空管制官の資格を持っている人がいたようですから、その人が驚くと云う事は、考えられない高速(マッハレベル)で飛んでいたのでしょう。しかし、物体が音速で移動していたのなら「衝撃波:Shock Wave」が発生する筈ですけど、そのような記録もありません。

何でしょう、それは? 一見「火球」のようで「火球」でない、ベンベン♪、「球電」のようで「球電」のようでない、ベンベン♪、「そ・れ・は・何かと・尋ねれば♪」。ハイ、分かりません…。数あるUFO話を虱潰しで99%が嘘か錯覚か見間違いであったと証明できても、残りの1%が証明できなければ、それは全否定・完全否定できない存在があると云う事です。いつか、そのようなものはない、と完全に証明できる日が来るのでしょうか…。私は、それは無理と断言しますけど。

ところで、一般的にUFOは「空飛ぶ円盤(宇宙船)」とイメージされているかと思いますが、正確には「UFO=Unidentified Flying Object(アンアイデンティファイド・フライング・オブジェクト)」の頭文字を並べているだけで、要は「何だか分からん飛んでいるもの」で、対象は宇宙人の乗り物だけではありません。余談。

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