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不思議 その52「飛行機が墜落! …か? え…?」


旅客機仕事というものには息抜きが必要です。フリーで仕事をやっていて、デスクワークが続くと、どうにもただでさえ休みたがる脳味噌が余計に働かなくなってきます。昔、会社と契約していた時は、時々会社を抜け出して、近くを散歩したものです。ハッキリ言って人の集中力など、一日三時間程度が限界では? 効率の悪い脳味噌で仕事をしてもはかどらないし、第一、ストレスが溜まりすぎて体に悪い。ってな事は人それぞれで、今は気が乗らないとブラリと車を転がして気分転換をしています。一人で…、とはいかず、横に家人が乗ってきますけど…。帰りにはスーパーに寄って、買い物となります。米や醤油や飲料など、重いものはその時に買うことになります。まあ、手で持って買って帰るのは大変だろうと思いますが、私は「気分転換」に車を走らせるのですが、家人は「これ幸い」とばかりに、物資調達で便乗してきます。私の息抜きが「お買い物」ということではありません。

とまあ、それは置いといて、大抵走るルートは決まっていて、街中を走っていても渋滞で余計にイライラしますので、郊外、しかも川か海の見える場所辺りです。今では坂東太郎、利根川に沿って走るルートがお気に入りです。週末の午後などにはゴルフ帰りの車で渋滞することもありますが、それを避ければ快適に車を走らせることができます。6気筒エンジンの爽やかなサウンドで、けっこうな気晴らしになります(燃費が悪いので、あまり飛ばすことはしません)。

それ程広い道ではありませんが、カーブも少なく、走りやすいルートです。向かいからデカいトラックがやって来ると少し緊張しますけど。殆どがストレートか緩やかなカーブなのですが、水門の脇の道は急に駆け上がってタイトなS字カーブになります。そこだけは楽しいハンドル捌きになりますが、けっこうなRのコーナーです。利根川沿いとはいえ、土手にさえぎられて川はあまり見えないのですがそこだけは高くなっていますから、しばらくだけですけど坂東太郎の悠々たる姿が一望できます。

そして、川下に向かって右手方向には国際空港成田がありますので、空には旅客機が昇ったり、着陸の体勢に入っているのか、ユックリと旋回しています。時には数機が同時に飛んでいることもあって、成田は相当に混んでいるのでしょう。空に旅客機の機影が見えないことは殆どありません。しかし、飛行機嫌い(高所恐怖症)の私としては、よくあんな鉄の塊が空を飛ぶものだと、およそ現代人とも思えない感慨をもってそうした景色を眺めています。

で、ある日、いつものように水門手前の坂を駆け上がり、雄大な坂東太郎の景色を目にする直前、右後方ですが、機影がいつもより大きく見える旅客機が、見た感じ20度くらい機首を下にしているのがチラリと見えました。「ウワッ、墜落か!」と驚き、振り返ろうとしましたが、目の前にはタイトなS字カーブ、後ろを見る訳にはいきません。が、ビックリして、隣りに座っている家人に、「後ろ、右の後ろ!」と騒ぎながらコーナーを回っていきます。家人は、いきなり「何言ってんだか…」ってな顔で、「ハァ…?」って表情(見えないけど気配で分かる)、で後ろを見やっていましたが、何の反応も示しません。おかしい! あの旅客機の姿勢を見たら、誰でも驚くはずなのに!
で、S字カーブを抜けて、後ろをサッと振り返ると、「あれ…」、墜落しそうな角度の旅客機の姿はありません。遠くに1機、飛んではいましたが。「…?」。家人、「何か見えたの?」って聞きますから、私が目にしたものを話すと「そんなのいないよ」とニベも無い返事。まあ、そうでしょうね、何度か振り返ってもそんな機影は確かにありません。

結局、私が「アホの勘違い」をしただけのことなんでしょう…。しかーし、それだけで済まされてたまるか! 何も無いのに焦って騒ぐか! 確かに目の端に映ったんだよ、地上目指して落ちていくような旅客機の機影を! だから慌てて「後ろ、後ろ!」て言ったのです。

まあ、しかし、それ以上「言い張る」ようなことでもないのは確かで、ハイハイ、何かの見間違いなんでしょう、で終わり。とはいえ、どうにも不思議でならない。その機影は今でも私の頭に画像として残っています。機首のウインドウも見えた。どこの飛行機かと聞かれれば、さすがにそこまでは…。一瞬のことでしたから、ハイ…。

幽霊にしても、訳の分からないものにしても「錯覚」と言われて反論することはありませんが、今回はあえて「錯覚」を前提として考えてみます。その辺りを通る時は空に数機の旅客機が毎度飛んでいます。珍しくもありません。着陸の旋回時の位置関係か、けっこう近くにその機影が見える事もあります。しかし、機首のウィンドウまでが見える事(位置によっては何となく見えますが)は、いくら目のよい私(遠視)でもあの高度では殆ど無理です。それが、落ちていく姿にハッキリと見えたのは何故? 車の角度(登る、曲がる)や加速、走行速度が何らかの影響を私の視覚に影響を与えたのでしょうか?

しかし、その機影自体が無くなったのは何故? 確かにもっと遠くを飛んでいる旅客機はいたけど、あの距離にいるのをそんな近くに見間違える? 仮説を出そうにも陳腐なものしか浮かんできません。高所恐怖症で飛行機嫌いの私が、無意識に「あんなに旅客機が飛んでいたら、いつか落ちて来るのでは…」なんて思っていることが、車の加速度を感じた(登りますからアクセルは踏みます)時に、脳味噌の中の画像として、あたかも近くに墜落でもしそうな旅客機の姿を浮かばせた? とか。まあ、歯切れの悪いコジツケ仮説ですね。しかし、見えたのは「錯覚」だろうが何だろうが、事実なんです。理由が分かるなら教えてもらいたいくらいです。

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