「不思議」「怖い」「変」を普通に考える。タイトルバナー

不思議 その39「目の前の床に何かが落ちてきて… 何もない…」


何か「不思議」というのは「分からないから不思議」な訳で、分かってしまえば、とりあえずの「不思議」さは感じなくなります。しかし、よくよく考えてみれば、宇宙の構造をある程度説明されて、それなりに理解して得心しても、その奥には「でも、なんで宇宙があるの?」という、かき分けてもかき分けても払拭のできない「不思議」があります。それほどの大ネタでなくとも、例えば蛍光灯が光る原理を説明されて、「蛍光灯は、二つの電極からの放電により電子の流れが発生し、それが蛍光灯のガラス管の中のアルゴンガスに含まれる水銀電子と衝突して紫外線を出し、それが、蛍光物質と反応して光を発する」、と聞いても、なるほどとは思いつつも、「電子ってなあに?」「どうして紫外線が出るの?」「蛍光物質ってなあに?」と「疑問=不思議」は止まる事がありません。歳を取ればそんな事をだんだんと感じなくなるのか、諦めてしまうのか、どうでもよくなるのか…。

で、この話は小ネタに類するものでしょう。まったく、分かりませんから。この手の話には「ホントかよ…?」という冷ややかな目が付物です。「嘘」と思われるのも不可避です。しかし、それはもっともな事で、「疑問=不思議」は当事者にしか感じ得ない(体験できない)ものでしょうから、本来は人に言う(サイトに書く)べき事ではないのかもしれません。ですが、「それをどう思う? もし、分かるとしたら教えて」という気持ちは抑えきれないのです。子供の質問に親が辟易とし出す事と同じかもしれません(同じです)。が、オッサンだからといって、そうたやすく「不思議」に蓋をしておく訳にはいかないのです。

リビングでテレビを見ていた時の事ですが、テーブルの向こうのカーペットの上、左前方に何かが、コンッというかポトッというか、それなりの重量感を持ったものが床に落ちてきたのです。その落ちたところは私の視界に入る場所です。落ちた(と思える)場所は特定できます。カーペットの下はフローリングの床ですから、やや硬質な感じの音でした。何かは一瞬ですから分かりませんが、カーペットの上で跳ねたような感じはありました。例えていえば、熟す手前の柿の実が落ちてきたような感じです。「何…?」と思って、落ちた場所にテレビの画面から目を移すと、そこには何もいません(ありません)。デッカイ虫かも、と思い、どこかに素早く逃げたのかと、すぐにテーブルの下や、カーテンをめくってみたり、椅子を上げて下を見て見たり、家具の隙間を見て見たり…。

何もいません。天井は、昔のような板を置いてあるような造りではなく、パネルで覆われていますから、何かが這い出てくるような造りにはなっていません。余談ですが、田舎育ちの子供の頃は天井から百足(ムカデ)が落ちてきたり、友人の家ではネズミを追っていた青大将(蛇ですよ)が落ちて来たりと、それなりに趣のある天井でしたが、今は機密性が高い造りです。天井を何かが這っていたとしたら気が付きそうなものだし、落ちた所と、音と、跳ねた何か(何でしょう…)は確かに見ました。

その時、家人が隣に座っていましたので、一緒になって探しましたが、肝心のその落下物がどこにもいません(ありません)。まだ気にはなるものの、探すのは諦めました。天井のパネルが欠けて落ちた訳でもありません。その後も、何か異物がリビングで見つかるような事はありませんでした。

あれは何だったのでしょう。「錯覚」といわれれば、見事な錯覚です。床に落ちた時の音も聞きました。その場所もどこか特定できます。でも、何もいない。落ちてきたのではなく、床の下から何かぶつかってきたのでしょうか。それは、何でしょう? 床下に何かいたのでしょうか…。かなりブ厚い床の下からあのようにぶつかってくることができるものとは。感覚としては、やはり、上から落ちてきたのです。

話は以上ですが、全く分かりませんし、説明も尽きません。一種の「ラップ現象」、とか、思ったところで、得心はいきません。話としてのオチのつけようもありません。ですが、そのような事、「生まれて初めての経験で、ムチャクチャ不思議!」とも思いません。似たような事は何度か経験しています。こんな経験ありませんか? 何か、背中にポンと当たったような感覚がして、振り返っても誰もいないとか、誰もいない筈の部屋からコンコン壁を叩くような音がしたりとか。不思議は不思議で、時には怖くなりますが、これは受け入れるしかない事なのでしょう。否定には意味がありませんから。

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