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不思議 その36「夜空に動かない光が… そこには何も無い筈…」


夜の高速道路これは結婚して間無しの事ですから、もう結構以前の事です。その頃は今に比べれば相当にアクティブで、改造4WD(合法の範囲内、一部グレー)を乗り回し、アチコチに遊びに行っていました。今はお約束のようにセダンで、趣味の釣りかお買いものくらいにしか出かけませんけど…。で、ある時、友人から山中湖でのジャズフェスティバルのタダ券を貰い、新婚間もない女房と、金曜日の夜に一路、山中湖目指してGO!

ジャズに特別興味があった訳ではありませんが、何でもいいのです。車でスッ飛んで行ける目的地があれば。しかし、週末ですので仕事が遅くなり、確か、家を出たのは午後の11時を過ぎていたと思います。スピードの出る車ではありませんから一体何時に着くのやら…。季節は夏でしたから、野宿覚悟の深夜ドライブです。

不整地はものともしないクロスカントリータイプの4WDですが、高速に入ると太いタイヤが轍に取られ、カウンターステアの連続です。キックバック軽減のため、ハンドルの遊びが大きく取ってあるのです。スピードもそれ程は出せません。100k/hも出せば、騒音で運転席と助手席の会話はまともにできません。まあ、不整地の走破性重視で、乗っている人間の事など考えていないそのオフロード仕様の車で、高速なんて殆ど走った事は無かったのですが、時間が時間ですからやむなく中央高速に乗り入れました。

さすがにその時間になると車も比較的少なく、ユーミンの「中央フリーウェイ」でも流しながら走れば、新婚ですから、良い雰囲気だったのでしょうが、乗り心地など考慮していない車ですし、カセット(その当時)など無く、ラジオだけの車ですから、嫁さんとしても窓の外を見ているしかなかったでしょう。亭主の私は左右にぶれる車体を真っ直ぐにする事でそれ以外の余裕なし。

で、高速を1時間ばかり走った位の頃でしょうか、日付は既に変わり、当然、辺りは真っ暗で、家の光もまばら。山の稜線もあまりはっきりとは見えません。その時、ふと前方を見ると、一等星の明るさを遥かに凌ぐ、白く光っているものが、左上空の夜空にある事に気が付きました。最初は、山の稜線に何か建物か信号灯が設置してあるのかと思いました。しかし、その光は5つありましたが、配置が変です。山の稜線にあるのなら、それに沿って並んでいるべきなのに、アルファベットの「W」のような配置で並んでいます。5つとも同じような白い光です。

嫁さんに手で合図して、エンジン音に負けないよう大声でそれを伝えると、嫁さんも気が付いたようで、それを見て「何だろ…?」。要するに、二人がそれを見ています。私は運転で余裕が無く、あまりジッとは見ていられないのですが、どう見ても不自然な位置で夜空に輝いています。その内に、それが明らかに山の稜線などではなく、本来あるべき筈もない所で光っている光である事に気が付きました。全く、何だかわかりません。なにやらゾッとした気分になったのを記憶しています。

その光、夜空に浮いているのですが、全く動きません。動いているのなら「アッ、UFO!」なんてはしゃぐ事も出来るのですが、動いていないのです。その頃は当然、携帯でパシャッ、なんてものはありません。何だか分かりませんが、とにかくその5つの光は同じような配置でジッとしているのです。そこで白く輝いているだけです。星などではありません。光が揺らいでいませんから。もっと、質感のある光で、低空にいます。不気味ではありますが、何かの光だろうと(だから、何なんだよ!)割り切って夜の高速を走っていましたけど、光は相変わらずそこにいます。

で、しばらく走っていて妙な事に気が付きました。その夜空の5つの光と車との位置関係、距離が変わらないのです。見た目にはかなり近い所のように見えます。光は止まっているのだからいずれは「通り過ぎるだろう」と思っていたのですけど、車から見た位置関係が変わらないのです。もう全く、それが何であるのか分かりません。高速も多少はコーナーがありますけど、殆ど直線の関係でズッとそのままです。「何だよ、あれ…。多分、他の人も見ている筈だから、明日の新聞に出てるかな…」、と思いながら、目的地のインターに付き、料金所までの道をグルリと回ります。
そして、国道に入って、車は高速で走っていた方向と同じ向きになりますが、何と、あの5つの光がいません。「へ…?」。気になるので道脇に車を止めて、夜空を見上げますが、あれだけハッキリと見えていたものが、消えています。時間はもう深夜、午前2時は過ぎていたと思います。とにかく、明日の新聞に出ているだろうと、さすがに眠気を催してきたので、こうなったら車の中で寝るのもいいのですが、困った時の高速周辺の宿泊施設で一泊。

次の日に、ジャズフェスティバルを楽しみ、家に帰って、新聞を隅から隅まで読みます。あの光の事が何か書いてないか、と。それらしい記事はありません。日曜日は夕刊が無いので、次の日の朝刊も確認。しかし、あの光の事に関連したような記事はありません。

何だったのでしょうか…? 説明などできません。写真でも取っておけばよかったのでしょうけど、何かのプラズマ現象でしょうか。特殊な「球電現象」でしょうか? しかし、均等に配置され、全く動かないものって…。しかも、動いてはいないけど、走っている車から常に同じ位置に見えるとは…。どう考えても、それらしい仮説すら立てられません。おそらく、一生分からないでしょうね。とにかく、「訳の分からない事」に寛容にならざるを得ません。ウソと言われようとも、これではないかと言われようとも「分かりません」から。

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