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不思議 その28「自分はどうしてここにいるのか? 意識とは何?」


意識 イメージ「自分はどうしてここにいるのか…?」「私という意識が何故あるのか…?」「どうして自分があの人ではなく、自分なのか…?」「自分が見ているものは、他の人にも同じように見えているのか…?」「考えている自分とは何者なのか…?」「自分はどこへ行くのか…?」「生まれる前はどこにいたのか、死んだらどこへ…?」等々…。キリが無いのでこれくらいにしておきますが、誰もがこういった「答えのない事」に思い悩んだ経験があるのではないでしょうか。当然、私にもあります。ン十年考えてきても「答え」などありません。

幽霊やUFOも不思議ですが、最も身近に一番不思議なものがあります。「自分という意識」、「私という存在」です。幽霊やUFOが不思議なのも、その「自分」「私」という観察者、当事者がいるからです。もしこの世、この宇宙が無かったとしたら、「自分という意識」はどこにも無かった。…という事でしょうか? ビッグバンが本当にあったとしたら、自分も他の人も、猫や犬も、自分が使っている机も椅子もパソコンも、家も、その中にあるもの全てが、一つの凄まじい超高温・超高密度の点の中に一緒にあったという事でしょうか? どこから「自分」が分かれてきたのか?

そんな事を考え始めると脳味噌が気持ちよく泡立ってきます。いくつの頃だったか、確か、小学校の低学年の頃、家で寝転がって天井を見ている時、ふとそんな事を拙い頭で「初めて」考え出した時、頭がクラクラとして眩暈を起こしそうになった記憶があります。友達には、裕福な家庭の子もいれば、もちろんそうでない子もいます。頭の良い子もいれば、そうでない子もいます。男もいれば、女もいる。兄弟のいる子も、いない子も…。なぜ自分はその人たちではなく、この家にいる「わし(私、僕:方言です。子供の一人称でもそうでした)なんじゃろ。なんで、わしがここにおるんじゃろ…?」。まあ、まず、答えなんかないです。私の家庭はあまり(かなり?)恵まれた方ではなかったので、そんな事を考え出したのでしょうか?

年がいって、哲学なるものを知り、その中でデカルトという存在の「我思う、ゆえに我あり(Cogito,ergo sum:ラテン語、コギト、エルゴ スム)」なんて言葉を知り、よく理解できないままに、「そうなのか?」と思ったりしました。正直言って、開き直りのような言葉にも思えました。「我思う、その我がどうしてあるのか分からんのに、思うけえ我あり、っちゅうのは…、なんなら…(方言)」。ハイ、また頭が泡立ってしまいました。

大学に進んでしばらくすると、「ドイツ観念論哲学」なるものに傾倒しそうになったり、「心理学」「精神分析学」にやや傾倒したり、「宗教学」に傾倒しそうになったりしましたが、その理由は全て、子供のころからの「素朴な疑問」故でした。ドイツ観念論哲学とて「意識」なるものを主題と据えて知的格闘ができた訳ではなく、カントのように「自我(ドイツ語:das ich)」を主題に据え、その「働き」の主体を「自己」とし、それは心理学にまで発展していきます(多少、大雑把)。なにやら、グルッと1周回って来たような…。

結局、私としては「不思議はそのまま受け入れて楽しむ」という主義に落ち着きましたが。しかし、「意識」ということで考えようとすれば、「哲学」「心理学」「精神分析学」「大脳生理学」「工学(人工知能)」「宗教学、もしくは宗教そのもの」「スピリチュアリズム」等々、様々な分野からアプローチが可能です。可能というより、それらすべてを統合して考えるべき問題でしょう。とてつもなく「大きなテーマ」ですから。

ディープに行くと、本何冊分の文章になるか分かりませんので、ここは先ほどの「まず、不思議を受け入れて…」、そのマンマに考えれば、「意識とは脳の働きだから、その脳を収めた個体の中で発動する(=自分)」「故に、自己とは観察者、もしくは他者から識別できる個体として存在する(=私)」ってな事になるのではないでしょうか。もちろん、これが「答え」なんぞではありませんが。第一、もし子供に「どうして僕はここにいるの…、僕って何?」なんて聞かれて、そんな事を言ったら「なんだ、こいつも分かってねーのか」などと見透かされてしまいます。しかし、これ以上は砕けない…。

このテーマは死ぬまで「考える楽しみ」を与えてくれます。ここで答えを出してしまったら(出せるか!)もう、このサイトがお仕舞になるくらいの「大ネタ」です。さらに「死んだらどうなるのか」という同一線上にある「大ネタ」でもあります。死んだらどうなるんでしょうねえ? なんか、死ぬ間際に「これから死ぬんだあ」なんてワクワクしますかね。秒殺(即死)だったら、そんな暇ないか…。

ハイ、本テーマ、予想通り、見事に空中分解しました。って、ゆーか、答えが無いのでどこにも向かって行きようが無いですわなあ。じゃあ書くなよ、って突っ込まれそうですが、オチはこれです。「あらゆる不思議は自分が感じることで成立します」。ですから「不思議が不思議を不思議がっている」のが面白いのです。

ダメ…?

「不思議」を考える編 目次へ




★怖い その41「素潜りでアワビの密漁… その岩陰に…」
★不思議 その31「水滴が…? どこから?」
★不思議 その27「人が壁をすり抜ける確率は? 電子のトンネル効果」
★不思議 その45「目を閉じているのに、何か見える…」
★不思議 その28「自分はどうしてここにいるのか? 意識とは何?」


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