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不思議 その23「成長よりも覚醒? あり得る事ですけど…」


テレビ昼間と夜が逆転しているような生活が続いています。原因はテレビ…。ケーブルテレビで懐かしい映画やアニメをやっているのを見始めると止まらない…(ちゃんと仕事しろ、って)。これではいけない、と思いつつ、どうしても見てしまいます。で、ついででもないのですが、最近のアニメなんかも見てしまいます。ますます、グータラな夜更かし癖が…。

それで、ふとテレビを見ながら思ったのですが、最近のアニメのストーリーを見ているとどうもよく出会う言葉に気付きました。それは「覚醒」。その主人公が何かのきっかけで「大きな力」を得たり、変身したり…。別に違和感は無いのですが。昔(オッサンの世代)は、スポ根全盛の時期にアニメを見ていましたので、お約束のストーリーとして「主人公がひとつひとつ壁を越えていくたびに、新たな試練に出会って、悩み苦しみ、そして努力の末に成長し、夢や目的に近づいて行く」というパターンが中心でしたが、今は、もちろん主人公の「内省的」な悩み、葛藤は描かれていますけど、成長というより「覚醒」で、何かのキッカケで「いきなり」大きな力を一足飛びに得てしまう…。「これが俺の(私の)力か!」ってなもので。

前者には「明日のジョー」や「アタックNo.1」とか「巨人の星」(古…)。例えば「銀河鉄道999」でも主人公は艱難辛苦を乗り越え、というスポ根に通じるところがあります。もちろん、昔だって「スパイダーマン」のように、遺伝子操作されたクモに噛まれて突然スーパーマンになる、ってのはありましたけど、あれはアメコミですから。

後者には、今の「ドラゴンボール」や「エヴァンゲリオン」「ナルト」、「ハンター×ハンター」、(オッサンには)タイトルが即出てこないアニメ群諸々で、「チャクラ」とか「古の血脈」、「解かれた封印」「念」といったように、あらかじめ「覚醒」の伏線が用意されているストーリーで、見る者はそれを今か今かと待ち焦がれています(キター!ってな感じでスカッとする、一種のカタルシスでしょう)。「聖闘士星矢」も確かにそのような要素は昔からありましたが、今のリニューアルバージョンではそれがエスカレートしているような…。別にそれが面白くないと思っている訳ではありません。むしろ、スポ根時代よりもストーリー、価値観が多様になっている訳で。

「ゾアントロピー(獣人化現象)」なる言葉も一部で見受けられます。私はかなり以前に何かの本で読んで、「獣人化現象」というのは、実際に「あり得る心理&生理現象」として受け止めていました。いまは「獣化」という表現もあるようで。あるアニメの主人公は明確に「獣人化」の能力を有しているという設定になっているようです。

ゾアントロピーはかなり現実的なもので、分かりやすく言えば、人間が戦闘(攻撃)体勢に入れば、獣と同様の状態となる、という事です。「血圧の上昇」「心拍数の上昇」「血小板の増加(血を止まりやすくする)」「感覚の鋭敏化」「痛覚の遮断」「激しい攻撃欲求(=自己保存)」等々。これらは実際に起こり得る事で、人間が本来持っている力です。姿かたちがいきなり獣にはならないでしょうが、「体臭がキツクなる」「毛が逆立つ」「形相が変わる」等も事実としてある事です。「狼男」伝説はその極端な体質を持った者がいた証拠ではないかという説もあるようです。まあ、いきなり像やキリンになる事は無いでしょうが。

そうした能力は他の動物にも当然ありますが、もともと彼らは「獣」ですから。動物が人間になったらビックリするけど…。

つまり、そうした能力を「覚醒」ということでドラマチックに発現させるなら、それはそれでストーリーのプロットにはなりますし、面白い。

ただ、オッサンとしては、数年前に見た「今の若い世代がカッコいいと思う自分の在り方」といったデータに、その傾向が「普段は別に目立たなくて、何かあった時に人が思いつかない事で解決し、解決すればその事には無関心」と表記されていましたが、率直な私の感想として「それって、どこかコミュニケーション不在で一人よがりなんじゃない…」と感じた事と、今、流行(?)の「覚醒」がダブって見えてしまうのです。つまり、「得る事だけで、失うものは?」ってな気分です。やはり、「覚醒」に至るまでには「努力や修行、艱難辛苦(クサイ?)」がなければ、ルール違反じゃない…、ってな事を、正直、感じてしまい、少々興醒めとなる事もあります。

…てな事で、話の着地には完全に失敗していますが、とは言え、人には「何かのキッカケ」で、別物に変わってしまう能力が確かにあります。良し悪しは別にして。「火事場のクソ力」ではありませんが、人の脳も身体も、その能力を100%発揮している訳ではありませんし、その能力自体、分かっていない事が多い筈で、人が持っている本来的な力とは不思議な領域にあるものです。それを100%解放できたらどうなるのでしょうね。方法論は古典的な「努力」しか分かりませんけど…。

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